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04.04.06

故ヨハネ・パウロ2世とモスクワカトリック

4月2日は、前ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が死去してちょうど1周忌だった。1年前の4月3日、モスクワ西部にあるカトリック教会では、ヨハネ・パウロ2世を追悼するミサが大々的に行われた。報道によると、朝10時に行われたミサに参加した人の数は約900人。おそらくロシア在住のポーランド人が主力だろう。その後も三々五々に教会を訪れた人(私も含まれる?)はその倍くらいと思われるが、正直言ってカトリックと反目しているロシア正教の国で、こんなにたくさんの人が弔問に訪れるとは予想外だった。Mourning1 Pope Mourning_candle

モスクワのカトリック教会は、1911年建立、1937年から宗教活動が次第に制限され、宗教が禁じられていたソ連時代、完全閉鎖の憂き目を見た。ペレストロイカおよびソ連崩壊後、ロシアに住むポーランド人によって教会は復興工事が行われ、今日の姿を取り戻した。当時、教皇の座に就いたヨハネ・パウロ2世はその復興に尽力した人だったというわけだ。Moscow_catholic_church

夜の追悼ミサはロシア語で行われた。出入り口に掲げられたヨハネ・パウロ2世の写真の前にはたくさんの蝋燭が捧げられていた。キリスト教が東西に分裂して約1000年、ロシア正教会への和解を呼びかけたヨハネ・パウロ2世の悲願がこの地で達成される日が来るであろうか。Plate

モスクワカトリック教会の住所:

ул. Малая Грузинская, 27
http://www.catedra.ru/

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