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декабря 2006

31.12.06

本年もありがとうございました

ついに2回目の年越しです。ブログ「莫斯科浮遊録」を読んでいただき、ありがとうございます。

来年もしつこく私の回想は続きます。

С новым годом、新年快楽、よいお年を。

New_year2004

↑Плошадь Дорогомиловская застава 2005年

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30.12.06

スケート教室

日本では万年手すり磨きかと思われたスケート。ところがモスクワで突然滑れるようになった。なぜかというと、スケート場の氷の質がまるで違うからだ。日本の(しかも私の地元の)スケート場は、表面の水気が多くべちゃべちゃしており、転ぶと濡れそうな感じだった。しかしモスクワのリンクの氷は、一面真っ白で固くしまっており水気はまったくない。転んで濡れるかもという恐怖心がなかったのがよかったのかもしれない。

参加したのは、モスクワの日本人会主催のスケート教室。場所は、ルジニキーのスケートリンクとソコーリニキのリンクだ。どちらもフィギア・スケートやアイスホッケーの練習に使われている由緒正しいリンクである。

教室のインストラクターの指導法がすごかった。おっかなびっくりリンクに立ってみると、すぐさま「さあ、端まで滑っていきましょう」という。それがやっと終わると「次はバックで滑りましょう」、初心者だということをまるで念頭においてくれない。やり方を教える前に、さあやってみろ、という。さすがに「ジャンプしてみましょう」には、ついていけなかったが、こういう強引な指導法もたまにはよい結果を生むのだろう。現に子供たちは覚えが早く、けっこうなレベルになっている子もいた。Patriciary_pond

さて、冬になると池や川などで天然のスケートリンクができあがる。今年は赤の広場の近くにもスケート場が作られたそうだが、いったい誰の発案なのか・・・。

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27.12.06

暖冬は歓迎すべきか

今年のモスクワは雪が少なく暖かいらしい。

ロシア人たちも気象の異常ぶりには不満を隠さないが、いつまた起こるかもしれない大停電の可能性がある限り、暖冬でも受け入れざる得ないようだ。Window_in_winter

一度、真冬に部屋の暖房が切れたことがあった。セントラルヒーティングなのでどうすることもできない。このまま暖房が戻らなかったらどうしようと思っていた矢先、温度が上がり始めてた。

知り合いのアパートは丸3日間暖房が切れた。窓の内側から結露が凍った。その原因は、共益費を集めている管理者がお湯供給会社に支払いをするのを忘れていたため(実は着服していたらしい)、暖房が切られたらしかった。

大停電も迷惑な話だが、共益費のネコババは本当に困った話である。

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26.12.06

モスクワの「風邪」

気温がマイナス10度以下になると、さすがのインフルエンザウィルスも活動できなくなるらしい。今年は暖冬だそうだから、モスクワのインフルエンザの流行が心配される。

さて、インフルエンザと並んでかかる「風邪」。主に室内外の気温差、暖房による室内の極度の乾燥、生活疲労の蓄積などが原因だ。特に温度差の大きさは、室内25度、外マイナス7度なんてことがザラなので、知らず知らずのうちに体に負担をかけていることになる。また、地下鉄内も暑いので移動中に汗をかき、それが歩いているときに冷えて風邪をひきやすくする。

ロシア人は風邪をひいたときどうするか。めったに医者にはかからない。売薬にもあまり頼らず、民間療法で治すことが多いようだ。私が聞いた療法とは、

1.ビタミンC・・・ローズヒップの実を煮出し、それにローズヒップのシロップを混ぜて飲む。

2.ヤギの乳・・・市販されているヤギの乳を温め、紅茶に入れて飲む。甘味は蜂蜜などで。

3.ショウガティー・・・ショウガをすりおろして紅茶に入れて飲む。その上ヤギの乳を入れることもあるとか。

4.ニンニク・・・ニンニクをすりおろし、蜂蜜を加えて食べる。

などなど。家々によって伝わっている風邪対策もさまざまで、これだけの聞き書きでも立派な民俗調査になりそうである。

追記:ウォッカを書き忘れているとご指摘があった。ロシア人には必須の妙薬を忘れちゃならない。

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24.12.06

ヴァフタンゴフ劇場 Академический театр им. Е.Вахтангова

Vakhtangova0097

そもそも私がこの劇場に通った理由はたった二つ。一に、アルバート通りのど真ん中にあってアクセスが抜群にいいこと、二に、映画で見知った俳優が在籍していること、であった。

1913年に設立された由緒ある劇場であるが、ベテランと新人のバランスが絶妙だ。「ブラット(Брат 1, 2)」シリーズや「聾唖の国(Страна глухих)」でおなじみの、セルゲイ・マカヴェツキー(С.Маковецкий)やマクシム・スハーノフ(М.Суханов)らは主役を張るほどの実力者。ヴィクトル・スホルコフ(В.Сухоруков)も「リア王Лир」で個性的な道化を演じている。

日本では、舞台俳優が映画に出演すると演技が大げさすぎるとか言われそうだが、ロシアの場合、映画も舞台も演技手法に大差が見られない。どちらも実に自然。偉大なるスタニラフスキー・システムの賜物であろうか。Vakhtangova0171

ちなみにこの劇場で私が気にっていた演目は、「スペードの女王」(Пиковая дама)、「狂人日記」(Записи сумасшедшего)、「二兎を追えば」(За двумя зайцами...)「検察官」(Ревизор)などである。

Академический театр им. Е.Вахтангова

www.vahtangov.ru

Ул.Арбат 26    241-1679

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22.12.06

迷惑なクリスマスツリー

クトゥーゾフスキー通りのある某高級ブティック前は、毎年写真のようなでかいヨールカ(クリスマスツリー)が立つ。歩道のど真ん中を半分以上も占領する、迷惑なツリーなのだ。Christmas_tree いったい、誰の許可を得て公道に立てているのだろうか。

しかしこのブティック前では、なぜか制服姿の警察官がガードマンをやっており、逆に普通に通行している外国人の方が職務質問に遭う始末。

Ornament たまたま警備をしていた警察官がどこかへ行ってしまったので、ツリーにどんなものを飾っているのか覗いてみた。飾るのも片付けるのも、すごくたいへんそうな飾りだった。

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19.12.06

フィットネスクラブ体験記

見事なプロポーションを誇るロシア美女も、いずれ太ったおばさんになる。それを知ってか知らずか、ダイエットに励む女性は数知れず。ソ連時代の女性雑誌にも減量メソッドが細かく載っていたくらいだから、関心の高さは時代が変わっても変化なしだ。Timetable

モスクワで会員制の高級スポーツクラブができはじめたのは1996年くらいからだろう。地下鉄ジナモ駅そばのGold Gymは世界展開の会員制スポーツクラブだが、会費の高さには驚いた。経済危機を乗り越えた後、World Classなど総合フィットネスクラブが次々とオープン。寡頭競争も激しさを増している。

私もモスクワ滞在中、冬に溜め込んだ脂肪をどうにかしようとエアロビクス教室Fitness_class0175Fitness_class0176に通ったことがある。場所は地下鉄パルク・クリトゥーリそばの外務省関係のカルチャーセンターだ。ここで回数券を買い、ロー・インパクトとステップのクラスを受講。

主な用語は英語なのだが、ロシア語なまりで発音されるため、どんな動作なのかピンと来ない。おまけに右だの左だのもロシア語、細かい支持もロシア語だったので、ついていくのに精一杯。一人だけ逆走していたこともあった。

アルバート通りのフィットネスクラブにも行ったことがあるが、こちらはおばちゃんたちが通うスポーツクラブであった。運動後おばちゃんと更衣室でだべるのはけっこう楽しい体験だった。

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16.12.06

苦肉の正月飾り

Flower_arrangement_for_new_year モスクワで正月を迎えるとしても、少しは和風のフィーリングを出したい。だが、モスクワでは門松も注連飾りも鏡餅も買えない。

せめて床の間に飾るような生け花だけでも、と思っても買える花はみなバラだのユリだの大ぶりの花ばかり。悪戦苦闘したすえ、右のような花を生けた(立華にしたつもりだったが、針金などでためてないから、全然形になってない)。

松がないのでモミで代用。花は小ぶりのマーガレットである。

ちなみに玄関のドアは、赤い紙に「福」を逆さに書いた中国式にした。

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15.12.06

おばあちゃんのピロシキ

Pirog1「今日ヒマだったらおいでなさい、ピロシキ焼いたから」

そんなご招待を受けいそいそ出かけるモスクワ中心部に住む知り合いのおばあちゃんの家。いつもお茶うけとして手作りケーキかピロシキが準備されていた。

おばあちゃんのピロシキは揚げてないピロシキ。バターが多めのパン生地に、キャベツの漬物を炒めたもの、牛ミンチ、ジャガイモ、キノコ、いり卵などの具を包み、オーブンで焼く。仕上げに卵の黄身を塗り、照りをつける。冷めてもおいしいが、暖めて食べるとおいしさ倍増である。

おいしいのでいつも遠慮なくいただいていたが、実は台所のコンロが電化されてしまったので、焼きあがるのに時間がかかるということだった。代わりに「揚げたピロシキ」風のものを食べたいときは、冷凍パイシートを活用していた。

買い食いのピロシキもよく食べた。地下鉄ノヴォスロボッツカヤからサヴョーロフスカヤへ向かう道の途中には、カザフスタン人か朝鮮人みたいな顔立ちの親子が屋台をやっていた。そこのピロシキは揚げピロシキだったが、サクサクとしていてとてもおいしかった。2002年にオーナーが代わり、家庭的なピロシキからごく普通のスタンドスナック味に変わってしまった。

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13.12.06

愛しの琺瑯グッズ

ロシア人家庭なら必ずあるホーローなべ。使い込んでかなり黒くなっているが、たいていの人は穴があくまで使い続ける。Pan なべのほか、ホーローのボールや水切りもある。

私もロシアでお手ごろ価格のホーローなべを購入。日本に持ち帰ってもまだ使っている。難点はもち手もホーローなこと。ヨーロッパのホーローなべは、もち手の部分を木にしたりして、なべつかみを使わなくてもすむようになっている。だが、こうした使い勝手の悪さも有る意味ロシア的でいいのかもしれない。

さらに調子に乗って買ったのがホーローの入れ物。見た目牛乳を入れるボトルに見える。だが密閉しないので、牛乳がすぐこぼれそうだ。私はキャベツの漬物を作るのに使っていた。今は米びつとして活躍中である。

Kitchen_goods1 Kitchen_goods2

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10.12.06

ジプシー劇場ロメン Московский цыганский театр «Ромэн»

Romen0091 Romen0092

ロシアで言うところのジプシー「ツィガーン(Цыган)」は、日本人のイメージするところと違い、けっこう定住している。主な職業(?)はスリや詐欺、密輸など犯罪がらみが多いようだが、中にはこの劇場のように演劇に従事する者もいる。さすがに芸術の天分をもつ人たちである。

ジプシー劇場「ロメン」は1931年創設。ゲルマノ(А.В Германо)などジプシー出身の劇作家による作品を皮切りに名作を世に送り出した。また、リャーリャ・チョールナヤ(Л.Чёрная)といった名女優を排出した。

「ロメン」の作品は、基本的にジプシーの物語とジプシーロマンスを組み合わせたミュージカルスタイル。現在はロシア語で上演されているが、初期はジプシー固有の言葉で上演されていたらしい。

客層は年齢幅が広く、子供から大人までさまざまな民族が見に来る。私は2本しか観ていないのだが、話の筋はともかく歌と踊りの迫力に圧倒された。

Ленинградский просп., 30/32
http://www.moscow-shows.com/romen.php

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09.12.06

オスタンキノテレビ塔

火事になったことで日本でも有名になってしまったオスタンキノテレビ塔。

私がそこを見学したのは1999年のことである。

当時、見学コースは時間を区切って行われていた。私はまったくの個人見学だったので、それを知らずしばらく外で時間をつぶした。

チケットを買って高速エレベータで展望台のあるところに上る。何階にあたるのか覚えていないが、「第七天国」という名前のレストランも営業していた。Ostankino0173

床の一部分が強化ガラスになっていて、真下を見ることができるようになっていた。子供は無邪気にもそのガラスの床の上を走り回っていたが、大人たちはおっかなびっくり。私も自分の足元を見てみたが、ちょうど芝生の地面が眼に入り、この場所がタワーの突き出た部分で地上まで本当に何もないというのがわかり少し怖かった。Ostankino0174

写真も撮ったが残念ながらガラスが反射していて、ちゃんと撮れていない。

Ostankino_tv_tower01

Ostankino_tv_tower02 Ostankino_tv_tower03 Ostankino_tv_tower04

Ostankino_tv_tower05

左より:

1.ロケットを思わせるテレビ塔の底辺部。 2.ガラスの床から下を見る親子。 3-4.クスコヴォ宮殿方面。 5.テレビ塔の先端。

http://www.russianmuseums.info/M430

http://www.tvtower.ru/2_Razdel_TotalInfo/

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06.12.06

モスクワ大学の雪景色

Mgu_in_winter

Mgu_in_winter2 暖冬のせいか、モスクワはまだ雪があまり降っていないようだ。

私が一番好きな雪景色、それはモスクワ大学の並木道。あと1ヶ月もすると、雪の晴れた日はこんな風景になるはずだ。

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02.12.06

ロシア人と毛皮のコート

最近、ロシア人はあまり毛皮を着なくなった(ように思う)。

安くて見栄えのいいダウンが出回っているせいだろうか。毛皮を着ているのは年配者が多いようだ。毛皮は雰囲気が重いし、時として野暮ったく見える。しかし高級素材の毛皮は、ドレスアップしたときには欠かせないアイテムである。

「雪の女王(Снежная королева)」という毛皮・皮革製品の一大チェーン店は、一年中ロシア人が好む商品を常備している。日本人にもこの店の愛好者は多く、私もときどき(ショッピングの)お相伴にあずかった。高いものはイタリア製、安いものはトルコ製で、その中間がクロアチアやチェコ製。ドゥブリョンカ(дублёнка  なめし皮のコート)でも買おうかなあと思ったが、結局値段の高さに負けて買わなかった。(しかし、その選択は正しかった。日本で保管するのはとても面倒)

Snezhnaya_koroleva0148

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