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февраля 2007

23.02.07

英露カップルの披露宴

モスクワの国際女性クラブで英語のサークルに入っていた私。サークルリーダーのイギリス人女性の息子が、ロシア人女性と結婚することになった。なんと披露宴はイギリス大使British_embassy 館の中! いくら彼女の夫が大使館の医者とはいえ、すごい発案だ。これまで何度か外国人の結婚式に参加したことがある私だが、そんな大掛かりな結婚式は初めて。招待状をもらうと、すぐ参加の返事をした。

Wedding_concert イギリス大使館は2000年ごろ今の場所に移転してきた。変わった形の建物だ。招待客はパスポートを見せ、まず物々しい金属探知機のゲートを通り抜けてから来賓ホールへ。吹き抜けのホールは天井がすごく高い。Bride

宴の前に行われたのが、なんとオペレッタのようなコンサート。旧約聖書「ルツ記」をもとに、新郎の父親が書き下ろしたというオーケストラ楽曲に、新郎の友人とおぼしき人たちが歌いながら劇をする。上演中はロシア語と英語の字幕がプロジェクターで投影され、参加者は聞き入っている。Wedding_banquet 話の内容は今ひとつわからないが、困難を乗り越える愛の物語らしかった。

続いて指輪の交換。結婚式自体は登記所で済ませているので、ここでは単なるセレモニーである。新婦は新郎の家に伝わるタータンを送られる。キスの披露などをして、皆が盛り上がったところで宴会に入る。イギリス大使館の料理人Entertainment が作った料理だが立食。食べながら、ロシア舞踊団が踊ったりするのを眺めた。Wedding_dance1

ある程度おなかがいっぱいになったところで余興の開始。こちらはタマーダと呼ばれるイベントのプロ司会者が取り仕切り、ダンスをしたりゲームをしたりして楽しむ。もちろん、新郎新婦のファーストダンスも披露される。

Game こうして歌い踊ったところでお開きとなるのだが、ロシア人の婚礼につきものの「ゴーリカ!」(キスを促す囃子言葉)はさすがに控えめであった。

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21.02.07

日本手工芸への関心

日本の文化と聞いて、ロシア人が連想するもの。

サムライ、自動車、スシ、華道、茶道、柔道、合気道、ゲイシャ、アニメ、ソニー、パナソニック。

見事に日本のステレオタイプな言葉が並ぶ。

そんな日本のイメージから一歩進んだ文化理解を促しているのが、ニキーツキィ並木通りにあるオリエンタル博物館の行事の数々である。

私がモスクワ滞在中、もっとも興味をそそられたのが、日本の匠による工芸の展示・実演。もちろん、日本でもデパートの催事で実演しているところを見ることができるが、それはあくまでも商売としてのデモンストレーション。モスクワでやる方は外国人に製作中の姿を見せるだけに、熱の入れ方が少し違う。

人だかりができていたコーナーがあった。彼らが眺めていたのは竹細工。バンブーはエキゾチックなオリエンタルの象徴だ。熟練した匠の見事な手さばきに、食い入るように見入っていた。

このほか、日本のラッピング技術に関心をよせる女性が多い。日本のプレゼントの包装はびしっと決まっており、しかも美しく装飾を施されていることにいたく感動するらしい。ちなみに折り紙愛好者も多く、もともと幾何学的センスのあるロシア人にはゲームのようにも見えるらしい。

Japan_culture_festival0152 http://www.orientalart.ru/

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18.02.07

Китайский новый год и Масленица

春の訪れを告げる二つの行事が今年は同日となった。

ひとつは太陰暦をもとにした、アジアの旧正月。もうひとつは謝肉祭的な性格をもつ、ロシアの「マースレニッツア」。

とはいえ、暖冬の今年、春の訪れの実感はあまりないかもしれない。

http://www.maslenitsa.ru/

http://images.yandex.ru/yandsearch?text=maslenitsa&stype=image

http://www.chinatown.or.jp/news/shunsetsu07/index.html

http://www.cantonese.org.cn/Culture/2006/200606/Culture_20060607114915.html

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16.02.07

エスニックレストラン

Beduin0142 日本であまりお目にかかれない中近東や中央アジアのレストラン。「ソ連邦」だった頃の遺産として、モスクワでは中央アジア系の味は屋台からカフェ・レストランまでいろいろなところで楽しめる。

中でもお気に入りはウズベキスタン料理の店。行くと必ず食べるのが「ラグマン」だ。トマトスープ系羊肉(牛肉)うどんといった感じだが、上に乗っている香菜(キンザ)が台湾の牛肉麺(ニュウロウミェン)を彷彿とさせ、懐かしさに思わず涙。Artchaihana0145Kish_mish0131

もちろん炊き込みピラフの「プロフ」もおいしかった。ただし、食べた後の皿に油が沈殿しているのを見て少しぞっとした。シャシリク(串焼き肉)は当たり外れがあり、それほど積極的に食べていない。

レストランやカフェ以外でも、レペシュキ(薄焼きパン)やシャウルマ(中央アジア風サンド)は屋台の手軽な味として重宝した。ただし、モスクワ当局の衛生対策でシャウルマの屋台は非合法化されてしまったというが、もったいない話である。

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15.02.07

モスクワの天文ファン

かつてアメリカと宇宙開発を競い合ったソ連邦。そのせいか、今でも多くの天文ファンがいる。

地下鉄ノボスロヴォーツカヤ近くにある小さなショップ。ビルの半地下8畳ほどの部屋に、輸入ものの天体望遠鏡、レンズ各種、天文書籍やパソコンソフトが所狭しと並べられている。また、天文ファンのための雑誌「ズヴェズドショット(Звездчет、天体観測とでもいう意味か)」の発行所でもある。

Zvezdshot0147男子学生風の「店長」兼「編集長」が店番をしており、訪れる訪問客はたいてい「ズヴェズドショット」の愛読者。みな顔見知りのような挨拶を交わしていく。

私はここでロシア語版の星座早見表を買おうと思ったのだが、品切れ中だったので学生向け天体年鑑を購入した。並べられた天体望遠鏡の中に日本製も少しあった。

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13.02.07

スタジオ劇場「人間」 Театр-студия "Человек"

この劇場には、私の演劇好きの友人に薦められて足を運んだ。ノーヴィ・アルバートの路地を行くちょっとわかりにくい場所で、周りは住宅。小さな劇場なので、売店もなく、待合室のイスも少なく、多くの人は立って開場を待つ。観客は圧倒的に若い人で、学生同士が多い。スタジオ内は演目によって客席の配置が代わる。

狭さを克服するための壁を使った舞台美術もユニーク。役者はときとして壁によじ登り、つたい歩きをしたりして空間を存分に使う。

ここで見た演目は「ストリップチーズ Стриптиз」、「ジグザグ Зигзаги」「ファンドとリス Фандо и Лис」、「私たちのあいだ Entre nous / Между нами」、そして子供のための「マーシャについて  Про Машу」。

どの演目も実験演劇なので話の筋はなく、奇抜な動作や抽象的なせりふが飛び交う。正直に言うと、劇の内容より流れを楽しんだという感じだ。
中でも気に入ったものは、狂気をはらんだ盲目の女リスと、彼女を避けつつも突き放すことができないファンドの悲劇「ファンドとリス」だ。ヒロインのミリエナ・ツホヴレバ(М. Цховреба)は、ほかの演目にも出演している看板女優。彼女の表情と身体表現は、言葉による演劇を超越する。
レパートリー全10演目(子供の劇を含めて)、月平均稼働日わずか12日という「スタジオ劇団」。そのマイペースは活動は今後も注目に値する。

Скатертный пер., д. 23а

http://www.chelovek-theatre.ru/

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07.02.07

地下鉄テロ3回忌

2004年2月7日朝起こった、モスクワ地下鉄テロ。早いもので今年で3周年となる。

死者42人、負傷者約250人もの犠牲を出した大惨事。爆弾テロは過去何度か起こっていたが、地下鉄で起こったのは初めてだった。とっさに浮かんだのは東京の地下鉄サリン事件。事件直後、家にいた私は知り合いのロシア人に電話をかけまくって安否を尋ねた。

モスクワ市民にとって、地下鉄は「足」というより「生命線」だ。事件が起こったのはアフトザヴォーッツカヤ地下鉄駅とパヴェレツキー鉄道駅中間のトンネル。この鉄道ラインは、チェチェンへ向かう鉄道ルートに重なる。ならば次はどこの地下鉄路線が狙われるか。皆戦々恐々としたものだ。

同年8月31日に起こった爆弾テロ事件は、リーシスカヤ地下鉄駅の外だった。

頻発テロの起こった年から時がたつにつれ、当時の恐怖は薄れていく。それはよいことなのか悪いことなのか、根本原因が未解決の現況ではなんともいいようがない。

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05.02.07

モスクワのコリアン

初めて北朝鮮の人を見たのは、チャイコフスキー音楽院近くの路地だった。上着の左胸に金日成バッチをつけ子供を連れていた。音楽会の帰りらしかった。彼らは私を一瞥して足早に去った。

一方、サムスンやLGの駐在員たちは、一昔前の日本人のように24時間働きそうな感じ。非常にエネルギッシュに市場を広げている。その家族たちも週末にゴルフを楽しむ優雅な生活を送り、子供の教育には手を抜かない。

そして、戦争前後からモスクワに住んでいる、朝鮮・韓国系の人々。彼らはすでにかつての母語を話さない。コリアン系ロシア人として、ある人たちは高い地位についている。たとえば、ポップシンガーのアニタ・ツォイ。彼女の夫もコリアンだが、モスクワ市政府の幹部である。また、オグジャワと同年代に活躍したシンガーソングライターのユーリー・キム。さらにはロックグループ「キノー」の故ヴィクトル・ツォイなど枚挙にいとまなし。

モスクワに住むコリアン民族はこのように多岐に富む。その昔読んだ「コリアン世界の旅」(野村進著)。そして、姜信子さんの一連の著作を読んだことがあるが、現在進行形のコリアン社会は、二人の著作で書かれた現実をどんどん更新していく。彼らはロシア社会に溶け込んでいるように見える。

Korean_newspaper1 ← モスクワに後発で来た人たちのフリーペーパー。

コミュニティ情報やビジネス情報が多い。

Korean_newspaper2 → ロシア語が母語となったコリアンのための新聞。民族意識は極めて高い。

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04.02.07

キッチン道具

Kitchen_goods3

「ジュリエン」(人によっては「ジュリアン」と発音する)はキノコをサワークリームなどであえ、オーブンで焼いたグラタンのような食べ物。劇場の幕間に食べる定番みたいなもので、私もときどき食べた。劇場によって味に「ハズレ」がある。

ロシアっぽい台所道具をそろえようと思って購入した「ジュリエン」の専用容器。実はまだ使っていない。劇場カフェの気分がないと、なぜか使えないモノである。

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