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апреля 2008

30.04.08

モスクワのバス停

モスクワのバス停時刻表示板は黄色である。トロリーバスやトラム(市電)の時刻表示版は白となっている。

そのバス停だが、最近はベンチも整って屋根つきのところが増えた。しかし、郊外に近い場所では、下の写真のように表示板だけぽつんと立っていたら、木にかけられていたり、あるいは電線のようなものに吊り下げられていたりする。

時刻表は日本のもののようにバスが到着する時間を示したものもあるが、バスとバスの「間隔」時間を表示するものが多い。

Busstop07 Busstop06 Busstop01 Busstop02 Busstop05



バス停のいろいろ

右:バスターミナル「アフトヴァグザール」内の表示

中:モスクワ中心部や幹線ぞいの典型的バス停留所

左:ちょっと辺鄙なところのバス停留所

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29.04.08

ユーゴザーパド劇場(Московский театр на Юго-Западе)

ユーゴザーパド劇場との出会いは1990年にさかのぼる。まだソ連だったころに、イギリスの演劇祭などで絶賛されたという「ロミオとジュリエット」を引っさげて来日。ロック仕立てで演るというふれこみにほだされ、私の地元に来たユーゴザーパド劇場を見に行ったのが馴れそめである。Zhenitiba0039

当時私の頭にはロシア演劇=新劇=築地小劇場、というイメージができあがっており、テレビで見た「どん底」や「かもめ」が退屈だったこともあり、ロシア演劇に対して一種の偏見があった。それを見事に打ち砕いてくれたのがこの劇場、なかでも主役の故ヴィクトル・アヴィーロフの強烈な個性だった。まさに「闇のプリンス」という形容がぴったり。スポットライトが俳優を照らすのではなく、俳優がスポットライトの中に飛び込んでいってしゃべるという演出方法はとても斬新だった。

今考えてみると、新進気鋭の劇団だったとはいえ、九州の地方都市によく来てくれたと感慨深いものがある。その後、モスクワの彼らの本拠地で、アヴィーロフとちょっとおしゃべりする機会があった。「九州での公演を覚えていますか?」という質問に、「覚えている」とNa_yugo_zapade返事があった。ウソかもしれないが、ファンとしては単純に喜ぶべき言葉であった。

Samoubiytsa0040_1http://www.teatr-uz.ru/

http://www.avilov.ru/index.html ヴィクトル・アヴィーロフ追悼サイト

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25.04.08

春のトラム散歩

今年は遅いパスハ(復活祭)である。一気に芽吹くモスクワの春。 ちょっと遠出のトラム(路面電車)散歩は、始発から終点まで最高に楽しい。

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22.04.08

モスクワの交通警察

Dps

かつてガイー(ГАЙ)と呼ばれていた交通警察。今はギベデデー
(ГБДД)と改称され、日本人には言いにくい名称となっている。寒い日も暑い日も、戸外で取り締まりをやっている姿には敬服すべきだろうが、実際そんな悠長なことはいっていられない。なんといっても彼らの大半は「せびり屋」なのだ。

この悪名高い(?)交通警察、何が評判悪いかというと、何かにかこつけて車を停止させ、罰金やら賄賂をふんだくることである。一番の標的は、外国人がドライバーである場合。モスクワの車輌には、ナンバープレートの記号や色により登録が大使館関係者か、外国人居留者(商用など)か、はたまたモスクワ以外の車かなどがすぐわかるシステムとなっている。彼らはそれらを一番良く狙う。「スピード違反」や「信号無視」などの言い訳はごくごく普通。中には「車が汚れすぎていてナンバープレートが見えない」などの理由でとめられる。

停車を命じられると、次に免許等書類の提示を求められる。いくつか質問を受け、特にお咎めがなければ放免だが、あちらがもともと狙っていたカモにされていた場合、これらの書類に不備があるなどと言ってくる。そうなるともう職務妨害にあたる反撃はひかえなければならない。

一度私が乗っていた車の運転手がひっかかり、警察署まで連れて行かれたことがある。このまま留置所入りかと内心びくびく。結局そのときは、指3本(300ドル)で放免された。以来、現金を余分に持ち歩く習慣がついた。

ところで、たまたまテレビのニュースで警察学校の様子が報道されていた。交通警察官のタマゴたちは、白い警棒をバトントワラーのごとくくるくると振り回す練習をしていた。はっきりいって、警棒を振り回すテクが取り締まりの何の役にたつというのだろう。

そんな練習よりも、ころころ変わる法規をもっとよく勉強してもらいたいものだ。


Gai1 Gai2

http://kronauto.clan.su/forum/20-17-1

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18.04.08

万引き防止対策

客は泥棒とでも思っているのだろうか、モスクワの万引き防止対策はひどく厳重である。

以前は「カッサ式」と呼ばれる対面販売が主流だったロシア。今も地方都市や中国など社会主義国に残っているが、ひとつの買い物をするのにすごく時間がかかる。カッサ式の買い物の流れはこうだ。

1.カウンター越しに店員を呼び、自分が買いたいものをとってもらう。吟味して買うと決めたら、チェックを書いてもらう。(もしくは自分で値段を記憶する)

2.レジに行き、チェックに書かかれた値段を支払うか、自分で商品の値段を申告して支払う。

3.レジでもらった領収書を1のカウンターに以って行き、購入したい商品を受け取る。

慣れないとおろおろするばかりだし、いくつかまとめて買いたくてもなかなか販売員を独占し続けるのは難しい。

一方、現在日本などで普及している自分で商品を手にとって選択できる販売方法は、ソ連が崩壊してから西側資本のマーケットなどから始まった。しかし、今でも大きな袋やバッグはロッカーに預けてから売り場に入るのが主流である。基本的にお財布だけ持って売り場に入るのが原則。無視すると警備員に怒られるし怪しまれる。

そしてレジで支払うときも注意が必要。商品に取り付けられたタグの磁気を消去してくれるのだが、うまく消去しきれずにそのまま売り場から出ようとすると、ゲート付近で大音響がして警備員がすっとんでくる。まさに万引きだと思われてしまうのだ。そして領収書と手に持った商品を洗いざらいチェックされる。

物価高のモスクワ。生活に困った人たちの万引きも多いにちがいない。それにしても万引き防止にかかる人件費や万引き装置の電磁波の強さを考えると、そうとうなコストと思わざるを得ない。

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16.04.08

爆発する春

やっと雪が消えた4月、緑が芽吹き始めるが、花が咲くのもほぼ同時。北国ではひたひたと春がやってくるのではなく、ある一定の線を越えると一気に春に突入という感じだ。

ロシア人の気質も爆発型なんだそうだが、短い春や夏をいかに有効に過ごすかという点にかけては、日本人より何倍も長けているような気がする。
Spring03

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11.04.08

カルクノフ(A.Коркунов)チョコレート

ふだんはババエフスキー(Бабаевский)やロットフロント(Рот Фронт)を愛食しているが、人にお土産ということになるとそうはいかない。

以前、モスクワ老舗菓子本舗のひとつ、クラスヌィ・オクチャーブリのチョコレート詰め合わせを知り合いに送ったことがある。ところが、その知人はゴディバなどの高級チョコしか受け付けないらしく、ロシアのチョコは犬の糞のにおいがする、と言い放った。それ以来、他人に献上する菓子の土産はカルクノフ(正式名称は、創設者の名前、A.カルクノフである)のものと決めている。

それを見越してか、カルクノフも高所得者のロシア人、外国人向けに日々進化。味はもとより、パッケージ、包装、贈答品用としての見栄えなど、とてもロシアのものと思えない。箱の中にいきなりチョコが鎮座している商品とは雲泥の差である。最近は空港の免税店にも大きめの陳列コーナーがあり、ロシアチョコの意外なおいしさに人々をびっくりさせている。

ところで創設者アンドレイ・カルクノフ氏は、トレーダーから転身した起業家。先鋭的な経営感覚を持ち、わずか10数年で高級チョコ市場の3分の1近くのシェアを獲得した。モスクワの西郊外、アジンツェヴォに工場をつくり、「カルクノフ」ブランドとして経営の手腕を振るう。数少ないロシアの成功した「国産」製造業である。

ロシアチョコの昔懐かしい味も捨てがたいところだが、カルクノフの飛躍的進化にも目がはなせないのは事実。次なる開発商品を楽しみにしよう。

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09.04.08

ロシア人と洗濯

2000年はじめくらいまで、ロシア人家庭に洗濯機があるのは珍しかった。
一般にモスクワに住む人たちですら、洗濯物を手洗いするのが普通だった。今でもバスルームに大きな「たらい」が置いてあるところもある。 Wm_4

近年は価格・性能ともに手ごろな洗濯機が普及。大型家電店では韓国のLGやスウェーデンのエレクトロラックスなど、外国製シロモノ家電が処狭しと並べられている。

しかし、ロシアのアパートは、日本のように洗濯機置場があらかじめ想定されている間取りではない。家庭によっては、洗濯機を台所に置いているところも多い(ヨーロッパではそういうタイプが多いらしい)。さすがにベランダや玄関先に洗濯機を置く人はいないが。

問題は洗濯機の取り付けとメンテナンス。最近は家電ショップのサービスで、取り付けまでやってくれるところが増えたが、水周りの知識がいいかげんな人が来ると、後から水漏れやら漏電といった問題がおきる。

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06.04.08

3種類の「Трава」

ロシア料理にかかせない3種類のハーブ。イタリアン・パセリとよばれる「ペトルーシュカ」、中国では香菜、ヨーロッパではコリアンダーとも呼ばれる「キンザ」、英語名ディルの「ウクロップ」

ペトルーシュカとキンザは見かけがそっくり。でも独特のにおいがあるのはキンザの方なので、いつもにおいを嗅いで区別している。

ウクロップもにおいに特徴がある。みじん切りにしてスープやサラダに散らしたり、ピロシキの具と一緒に炒めたりする。ボルシチには、3種類のハーブを全部入れるバージョンもありかなり強烈な風味になるが、慣れてしまうとハーブなしではさびしく感じる。

ロシア人は、この3種のハーブをまとめて「草(トラヴァー:Трава)とよんでいる。普段は市場などで買うが、夏場はダーチャで栽培する。特にウクロップはビタミン豊富で、ロシアの保存食作りにもかかせない。

日本でいう小ネギもよく食べる。意外と野菜の使用量が多いロシア料理なのだった。

(左:ウクロップ 右:ペトルーシュカ)Ukrop

Kinza

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03.04.08

ロシアとイギリス

ここのところ冷え切っているロシアとイギリスの関係。文化情報発信の中心ともいうべきブリティッシュ・カウンシルが閉鎖されるなど、関係悪化は政治・外交に限らない。

一方、ロシア人とイギリス人の関係はというと、それほど悪くない。アメリカなどに移住しないロシア人が選ぶ移住先はイギリス(ロンドン)が多いし、イギリス人もロシア人に対して、いろいろ不満は持っていても比較的寛容だ。

ロシア人が学びたがる英語は総じてイギリス英語で、アメリカ英語はあまり好まれていない。モスクワ在住のイギリス人も、アメリカ人に比べてロシア語習得に熱心だった。

若い世代にはアメリカの方が好きだという人もいるだろうが、歴史の長さと国の品格において、イギリスを支持する人が多い。もっとも、イラク戦争が始まって以来、見解を変えた人は少なからずいる。

いろいろ摩擦がある両国だが、帝政時代から結びつきは強いわけだし、冷戦が激化しないように願うばかりだ。

↓ Старый Английскмй двор(クレムリン近くにあるイギリス商館)

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02.04.08

モスクワ地下鉄のマナー

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エスカレータは左に立つか、右に立つか。日本でも東京と大阪では違うらしい。はたしてモスクワではどうか。

モスクワ地下鉄では、右に立つ。大阪と同じだ。さらにおもしろいマナーがある。

下るエスカレータでは男性は女性より下、Metro_escalator上るエスカレータでは女性より上に立ち、進行方向と反対を向いて立つ。これがいわゆるレディ・ファーストにあたるかどうかわからないが、かなり一般化している。

車両が込み合っているとき、必ず降りる駅に近づいたら「次降りますか?」と前に立っている人に聞く。降りない人だった場合、ドアに近いところに場所を譲ってくれる。こうして降りる駅に到着したとき、ドアに向かって殺到することがある程度緩和される。日本では、降車駅まで皆黙っているので、降りるときにドア付近は押し合いへし合いになる。モスクワは、コミュニケーションによる混雑の緩和がうまい。

同時に、降Metro1りる人がいる場合、ドア付近の人がいったん降りるマナーもほぼ守られている。

老人、身障者、子連れや妊婦に、席を譲るのも日本よりよく見かける光景。譲られた方は断らない。これがいいのだろう。ただし、日本のように車両停車位置がきっちりしているわけではないので、整列乗車というものはない。

日本のようにドアの開閉に気を使わないので、駆け込み乗車をしてはさまれたり、物が挟まったりすることがあるが、だいたい付近の乗客がドアをこじ開けて助けてくれる。

さらに、モスクワ地下鉄駅構内通路は、基本的に一方通行。ときどき警官や駅員が見Metro張っていて、守らないと怒られる。

また、野良犬が地下鉄に迷い込むこともある。しかしモスクワの人は犬を追いやったりしない。大いなるただ乗りに、ものすごく寛容なのだった。

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