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04/18/2008

万引き防止対策

客は泥棒とでも思っているのだろうか、モスクワの万引き防止対策はひどく厳重である。

以前は「カッサ式」と呼ばれる対面販売が主流だったロシア。今も地方都市や中国など社会主義国に残っているが、ひとつの買い物をするのにすごく時間がかかる。カッサ式の買い物の流れはこうだ。

1.カウンター越しに店員を呼び、自分が買いたいものをとってもらう。吟味して買うと決めたら、チェックを書いてもらう。(もしくは自分で値段を記憶する)

2.レジに行き、チェックに書かかれた値段を支払うか、自分で商品の値段を申告して支払う。

3.レジでもらった領収書を1のカウンターに以って行き、購入したい商品を受け取る。

慣れないとおろおろするばかりだし、いくつかまとめて買いたくてもなかなか販売員を独占し続けるのは難しい。

一方、現在日本などで普及している自分で商品を手にとって選択できる販売方法は、ソ連が崩壊してから西側資本のマーケットなどから始まった。しかし、今でも大きな袋やバッグはロッカーに預けてから売り場に入るのが主流である。基本的にお財布だけ持って売り場に入るのが原則。無視すると警備員に怒られるし怪しまれる。

そしてレジで支払うときも注意が必要。商品に取り付けられたタグの磁気を消去してくれるのだが、うまく消去しきれずにそのまま売り場から出ようとすると、ゲート付近で大音響がして警備員がすっとんでくる。まさに万引きだと思われてしまうのだ。そして領収書と手に持った商品を洗いざらいチェックされる。

物価高のモスクワ。生活に困った人たちの万引きも多いにちがいない。それにしても万引き防止にかかる人件費や万引き装置の電磁波の強さを考えると、そうとうなコストと思わざるを得ない。

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