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31.08.08

ベスラン学校占拠事件4周年

2004年9月1日発生した北オセチアのベスランで発生した学校占拠事件。2006年にロシア軍部隊により殺害された、チェチェンの野戦部隊司令官、バサエフが関与した最後の大規模テロである。1100人以上の子ども、父兄や教師が人質となり、体育館に閉じ込められた。9月3日に特殊部隊の突入により「事件終結」をみたが、人質ら350人以上が死亡。悲劇の新学期となった。

特殊部隊が突入した瞬間、ロシアのテレビ局は学校周辺で中継していた。私はロシア人家庭に招かれてお茶を飲んでいたが、突撃の様子が流れたとき何が起こったのかすぐに理解できなかった。しばらくして裸で走っている子どもの姿が映り、なぜあんな格好でいるのかもわからなかった。私を招いたロシア人一家も、何が起こっているのか混乱しているようで、ばつが悪くなった私は早めにおいとますることにした。

モスクワのアパート爆破事件に端を発する一連のテロ事件は、いちおう2005年を最後におさまっている。しかし、テロの被害者救済はいっこうに進んでおらず、経済発展と国威発揚の陰でテロへの恐怖は、すでに過去のものとなりつつある。





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