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11.08.08

ツァリツィノ宮殿今昔Государственный музей-заповедник «Царицыно»

モスクワ南部にあるツィアリツィノ宮殿。以前、ここでネオナチの若者がカフカス系労働者を襲撃し殺害されるという事件が発生し、治安の悪いイメージがあった。たしかに地下鉄からそれほど離れていないとはいえ、宮殿敷地にいたるまでの道は人通りが少ないし、途中にある池もなんとなくしょぼい(冬は一面氷が張って、見違えるほど美しい)。

そんなツァリツィノ宮殿であるが、歴史は相当古く、エカテリーナ2世が1775年に築城した由緒ある「離宮」なのだ。建築はゴシック様式で、モスクワで著名な建築家のバジェーノフとカザコフが担当。お菓子の家を連想させる赤いレンガが印象的だ。ところが、エカテリーナ2世の死後、この建築は完成されず放置されてしまう。

初めて訪れた1998年当時、ツァリツィノ宮殿は「廃墟一歩手前」の様相。ところが2003年、2005年に行ったときは、やや様子が変わってきた。野外オペレッタや改築中の看板が掲げられ、ようやく完成へと動き始めたのである。考えてみれば、長らく「工事中」だった雀が丘地下鉄駅も、この頃完成している。経済状況の改善が感じられた。
赤いレンガで造られたアーチも人が上を通れるようになり、敷地内の教会も礼拝が行われており、かつてネオナチが跋扈していた雰囲気は払拭されたような、明るい公園博物館となっていた。

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2007年、モスクワ建都860年にあわせ「200年ぶり」の完成を盛大に祝ったツィアリツィの宮殿。残念ながら、私は完成後の姿を見ることはできず帰国 。現在はモスクワの新名所となっているそうだ。
 

↓ 2007年、完成したツィアリツィ宮殿。                 

Tsaritsino082 http://tsaritsyno-museum.ru/

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