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ноября 2008

28.11.08

10年前のMTV

10年前、ロシアのMTV番組は適度にださくて面白かった。
よく見ていた番組は「クリプサ!」と「カプリース」。前者は男女二人組みが司会をしており、ときどき音楽ニュースみたいな「ニュースブロック」という番組がはさまる。スポンサーはジーンズとペイジェル(ポケットベル)である。

後者はトゥッタ・ラールセン(Тутта Ларсен)がMCをやっていた。早口なロシア語、超ショートヘアで奇抜なファッションにすっかりはまってしまい毎日観ていた。彼女はたしかイヴァンシュキ・インターナショナルの「Нeба」という曲に参加して、音楽活動もしていたが、その後はタレント業の方がメインのようだ。2002年に再びモスクワで生活を始めたとき、MTVの番組の中で彼女の姿を見つけてうれしくなった。

当時はリクエストをポケットベル(ペイジェル)のメッセージで送る、というのが主流だったので、トゥッタも番組中、視聴者のメッセージをポケベルから読んでいた。結局、この番組を放送していたテレビ局は、プーチン政権下のメディア規制の中で閉鎖されてしまった。

Tutta2

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26.11.08

蜂蜜関連商品

蜂蜜が日常生活に浸透すると、ついついこんなものまで買い求めてしまう。左から、プロポリスの軟膏、プロポリスのチンキ、プロポリスの錠剤、そしてプロポリス入り歯磨き粉。

プロポリスはミツバチが集めてきた植物の樹脂などからつくられたものであるが、ローヤルゼリーより採取量が少ないといわれるプロポリスは、その殺菌性や抗炎・抗酸化作用から古来貴重な薬とされてきた。

日本ではどちらかというと、通信販売で効能が疑われそうな単なる健康促進商品だが、ロシアではれっきとした民間薬。ロシア人とミツバチとのかかわりは長く深いのであった。

Honey_products

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14.11.08

プチッツィー・マラコーとロシアのチョコレート菓子

Pm1以前も書いた「鳥のミルク」こと、プチッツィー・マラコー。寒くなるととたんに甘いものの摂取量が増える私。しかし、ロシア人のように砂糖たっぷりの紅茶を飲みながら、お茶受けにチョコレートを食べる芸当はむずかしい。すごい人は、酒のつまみにケーキやチョコレート、というつわものもいる。

それでも一般のモスクワ滞在日本人より、私は甘いものをたくさん食べたであろう。なにしろ、近所の市場にチョコレート菓子をキロ単位で買ってくるし、ほとんど一人で消費してしまうし、このプチッツィー・マラコーくらいなら、一箱ぺろりと食べてしまっていたのだ。Pmol1

ひとつはロシア菓子のパッケージが好きで、それをコレクションしていPmol2 たので、いろんな種類のチョコレート菓子を食べてみたかったのだ。また、そのパッケージに書かれている成分表によると、どうやら脂肪分が日本のチョコより少なく、100グラムあたりカロリーも、日本のチョコより低い。よって、多少体重が増えたにしても、あまり気にせず食べていた。人によってはロシアのチョコは体に悪そうという人もいた。味もイマイチだし、ばさばさしているのだそうだ。たしかに「老舗」のチョコレート菓子は、昔ながらの味だから、日本人向きではなかろう。結局は好みの問題だが、私は手を掛けすぎたヨーロッパのブランドもののチョコレートより、ロシアのものの方が口に合っていた、といえる。

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10.11.08

理解しにくいロシア語動詞

ロシア語の動詞はどうして単純じゃないのか。

入門テキストの真ん中あたりで、壁にぶちあたった。完了体動詞と不完了体動詞、定動詞と不定動詞の区別が、私にとっては理解するのにえらく骨が折れたのだ。

たとえば「行く」という動詞。行って戻ってくる習慣的な動作(ходить)とまだ習慣性がなく一方向への移動を表す動詞(идти)で区別がある。また、不定動詞で「乗り物」で行く(ездить)と乗り物で定方向へ行く(ехать)の区別がある。

単に「~へ行く」と言いたいだけなのに、「通う」のか「行く」だけなのか一瞬にして判断して発話しなくてはならない。とりわけ、ロシア語はどうして歩きと乗り物という移動手段まで区別するのか不思議だ。きっと冬場にそりやスキーなどをして、人力では体感し得ないスピード感を昔から持っているからだろう。

方向や習慣性を示す定動詞と不定動詞はまだ種類が限られているが、ほとんどの動詞は完了体と不完了体がペアで存在している。たいてい不完了体になにがしかの接頭辞(поとかпро)がついて完了体になるが、たまにまったく違う形の動詞もあり覚えなければならない。

しかも私の辞書は、見出し語が不完了体だった。会話中に使われるのは、完了体が多い。したがって、完了体で探し当てても、意味は「→不完了体を見よ」とあってがっかり。もう一度不完了体を引きなおすことになる。

会話では完了体や不完了体の区別など瞬時に判断できず、とりあえず覚えている動詞を使うのみ。さぞかしおかしなロシア語だろうと思う。それでも私のブロークンなロシア語の意味を精一杯理解してくれるし、ネイティブのくせに私のロシア語がわからんのかという不遜な態度にも寛容を示してくれる。心優しいロシア人に感謝である。

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05.11.08

冬の昼と夜

冬至が近づくにつれ、日照時間が一気に短くなる。明るくなったかと思うと、昼過ぎにはすでに夕方のような雰囲気。4時ごろには薄暗くなってしまう。雪が降り出すと太陽を見る機会はほとんどない。本当に「太陽が弱ってしまったなあ」と実感してしまう。

ソ連時代には、子どもたちに人工光線を浴びさせて、ビタミンD不足を解消していたそうだ。昔のソ連宣伝本をひもとくと、サングラスをかけた下着姿の子どもたちが、光を浴びている写真が載っていた。日照不足は骨の発育に影響する。かつては今のような紫外線の害よりも、「くる病」などの方が問題視されていたからだろう。

それにしても、太陽を見ない日が続けば、確かに気分が滅入ってくる。だがそれも少しの我慢。12月を前に、街路はうるさいほどのクリスマス電飾で飾られる。景気の上昇と共に、電飾にかけるお金も半端じゃなさそうだ。安っぽく点滅する一般家庭の電飾でさえも、真っ暗な夜よりましだと思われてくるから不思議である。

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04.11.08

グジェリ工場見学記 2

グジェリ工場といっても、この工場はマジョルカ焼きの工程も併設している。(マジョルカ焼きについては後述、またはユーラシアブックレット『ロシア陶磁器グジェーリ』を参照)

グジェリの材料となる土は、グジェリ村で産出する上質なセミファイアンスの土だそうだ。形成はマジョルカ焼きとはちがい、すべて型抜き形成である。型は石膏のようなものでできており、大量生産に向いている。型に鋳物のように泥水状態の土が入れられ、素焼きされる。その後型から抜いて焼き具合をチェック。このときの焼きの温度は600度か800度かメモが煩雑になってしまいはっきりわからない。

白衣の陶工というのもなんだか妙な感じだ。工芸品というより工場生産という印象を強くした工程だった。

 


写真一番左はマジョルカ焼きの形成工程。
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02.11.08

モスクワの両替所

銀行以外に両替所が林立しているモスクワ。場所によってレートが微妙に違うので、有利なレートの両替所をいくつか頭に入れておく必要がある。
私が日ごろ利用していた両替所は、クトゥゾフスキー通りに面した宝石屋の中にあった。小部屋のようなところに一人ずつ入り、両替したい外貨を引き出し状カウンターに出す。たいてい、つっけんどんなお姉ちゃんが対応する。両替所では、客と従業員の間は強化ガラスのようなもので仕切られている。ときどき近くに武装した警備員が座っていて不気味なことこの上ない。

差し出した外貨は、高額であるほど偽札かどうか厳しいチェックを受ける。透かしてみたりホログラム検査機にかけられたりする。そのくせ小額紙幣は受け付けない両替所も多く、1ドル、5ドル、10ドルは相手にされない。為替レートに照らして、ぴったりの金額が用意できないとき、差額のルーブルを要求されたりするので、ルーブルの小銭も多少持っていく必要がある。

両替所のオーナーがどんな人間なのかよくわらないが、どこもなんとなくうさんくさい雰囲気が濃厚だ。銀行系の両替所はチェックも出してくれるかわりに、パスポートを提示することを要求される。

ルーブルが強くなってから、両替したばかりのドルがすぐ底をつき、しょっちゅう両替所に通うことになっていたが、最近は事情が少しは変わったかもしれない。ちなみにモスクワ中心部には、日本円、韓国ウォン、中国人民元や旧ソ連諸国の紙幣も両替してくれるところもある。

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