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марта 2009

28.03.09

ロシア人と観葉植物

Room_plants_book ロシア人の家庭を訪問すると、窓辺や出窓に所狭しと植木鉢や空き瓶・食べ物の空き容器を利用した植物を目にする。ロシアの住宅は日当たりを気にしないせいか、物置のような部屋にも植物がある。下町の玄関先にいっぱい鉢植えがあるのを、全部室内に持ってきたようなイメージだ。

ぱっと見では、ほとんど「ほったらかし」に近いような感じで伸び放題。しかし冬場には緑がまったくなくなってしまうので、せめて家の中だけでも観葉植物を置いておきたいのだろう。

ロシアの観葉植物は、日本でポピュラーな洗練された雰囲気の観葉植物ではなく、サンセベリアとかアロエのようなちょっと地味で大ぶりなものが多かったように思う。ただし、ロシアの観葉植物愛好家は、実はいろいろこだわりがあるらしく、育て方や購入法などお茶を飲みながらよく情報交換をしていた。今ごろの時期は一番日当たりのよい部屋で、ダーチャの植え付けに使う野菜の苗を育てている。

私が住んでいたフラットでは、前の居住者がクンシランのような花を咲かせる鉢植えをいっぱい残して行った。ろくに肥料もやらないにもかかわらず、何年も植え替えないので根っこが植木鉢からはみ出していた。それでも毎年花をつけていたのには、頭が下がる思いであった。

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24.03.09

ロシアの動物ノート

Note_moutain_cat Note_fox_2

Восходという文具会社がある。2002年までこの文具会社は自前の店舗も持ち、カッサ式販売(売り子に商品を撮り置いてもらい、顧客はレジ=カッサで支払ったというレシートで商品を受け取る、旧ソ連式の買い物スタイル)が健在の文具店だった。

私はこの会社のノートが好きで、いろいろな表紙のノートを買いあさった。特にお気に入りは動物写真シリーズ。なかでもシベリアに住む動物写真はどれもかわいく、見とれてしまうほど。

使うのがなぜかもったいなくて、まだノートは白いまま保存されている。

 

 

Note_back

 

 

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22.03.09

ロシアの兵役

軍事力増強によって、強いロシアをよみがえらせようとする政府の方針。ところが、徴兵制を取りつづけている以上、軍隊内の規律や腐敗が一掃されたとはまだいいがたい。

2004年ごろだったか、ロシア軍内部で若い兵士たちが零下20度もあるところで十分な防寒服を着ないまま軍事訓練をさせられ、数人が肺炎で死亡という痛ましい事件があった。上官を相手取った訴訟も、おそらく遺族の泣き寝入りだろう。チェチェンに送られた兵士の母親で組織された「母親の会」は、長らく当局から押さえつけられた状態が続く。

そういう中で、できるだけ知り合いのロシア男性に兵役はどうだったか訊ねてみた。ほとんどはソ連時代に徴兵された世代で、独ソ戦に参加した高齢者以外、あまり多くを語らない(独ソ戦は勝利したので、苦労話と栄光が共存している)。

40代の一人はムルマンスクに送られ、死ぬほど寒い思いをしたとか。30代の一人は、軍ではなく治安部隊に所属させられ、極東のマガダンに行ったそうだ。どちらもモスクワからすごく遠い。

そしてもう一人の30代は「目が悪かった」ため兵役免除。軍関係の工場で就職するが、過酷な環境で健康を害したという。それでも兵役を免除されているため「退役軍人(ヴェテラン)」としての特典は受けられないのだそうだ。

いわゆる「下働き養成」としての徴兵制と、「純愛国者」を育てる現在の軍事教育制度。その待遇の乖離は限りなく大きく、人命の扱いも異なる。

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19.03.09

中国人向けロシア語教材

ふつう、ロシアで外国人向けに使われる教材は、ロシア語のみ、もしくは英語が仲立ちとなるものだった。ところが、中国人留学生の増加に対して、中国人向けの教材も出版されていた。発行元は、東洋学術方面を得意とするムラヴェイだ。

「相聚在莫大」は「モスクワ大学に集う」というタイトルのロシア語教科書。文字の解説などは省かれているので、入門以上が対象と思われる。力点がつけれられていないテキストは、「ロシア語で話しましょう」などのテキストを使ってきた入門者にはかなり難しく感じるだろう。中学・高校の教科書のような体裁。文法や構文もよくまとめられており、中国語(中級以上者)も一緒に学びたい人には一石二鳥か?

Textbook

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16.03.09

ロシア語で話しましょう

Govorim_porusski_text2002年以降は独学となったロシア語学習。利用していたのはもっぱらラジオとテレビで、一番よく聴いたのはFM放送の「モスクワのこだま(Эхо Москвы)」だ。

なかでも面白かったのは「ロシア語で話しましょう(Говорим по-Русски)」という番組。日本でもNHKなんかが流しているような正しい日本語を話しましょう、とか国語トリビアみたいな番組である。

ロシア人でも誤まった使い方をしている言葉や用法、まぎらわしい言葉の数々、そしてロシア語に入ってきた外来語や新語の由来や用法など、生活・時事ロシア語といった感じの番組だ。パーソナリティはマリーナ・カラリョーヴァとオリガ・セーヴェルスカヤの二人だが、私はマリーナ・カラリョーヴァの方しか聴いたことがない。今でも覚えているのは、番組のスポット。ワルツで、サビの部分に男声が「слова,слова,слова(言葉、言葉、言葉)」と繰り返すのがなぜか印象に残っている。

オンエア中はメモをとったりしていたが、のちに本屋でこの番組の内容をまとめた本があることを発見、すぐに買い求めた。1ページ1項目という簡潔さから、私のように飽きっぽい独習者にもとっつきやすい。ロシア語中級以上のリーダーとしてもお勧めである。

Govorim_porusski

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11.03.09

ロシア人と洗車

Icebergs

雪解け時期のモスクワの道ほどひどいものはない。歩行者にとっては、歩道と車道の間が特に要注意で、深さの読みを間違えるとくるぶしまで泥水につかる羽目になる。おまけに歩行者に配慮のない車が、遠慮なく泥水を跳ね上げながら疾走。歩行者は二重の被害を食らう。
実は車も同様に受難だ。とにかくひどく汚れる。泥水だけでなく、スタッドレスタイヤがまきおこす粉塵がフロントガラスにこびりついたり傷をつけたりして、視界も最悪だ。

以前は車が汚くなっても気にするロシア人は少なかったが、モスクワ市当局が「ナンバープレートが汚れている車」を取り締まり始めたので、出かける前にナンバープレートだけ清掃する習慣ができた。その後の好景気でメルセデスなど外国車を手にするロシア人が増えるにつれ、「洗車していつもピカピカ」「きれいな車はリッチな証拠」という意識も浸透。自宅で洗車する人も多いが、本格的にきれいにするため洗車ビジネスを利用する人も増加。
ロシア語で洗車サービスをするところを、мойка автомобилей 、または略してавтомойкаという。日本のようにガソリンスタンドが兼ねることは少ない(ガソリンスタンドは概ねセルフ方式)。洗車専門のスペースだったり、車のメンテナンスやタイヤの調整などを行なうところが付帯サービスとしてやっているところが多い。しかし、日本人のように自家用車命なロシア人はまだ少数。たいていは運送手段としての割り切りをもって車を所有している。

http://moyka-auto.ru/

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09.03.09

ポクロフカ劇場(Театр на Покровке под руководством Сергея Арцибашева)

Pokrovke

日本にも2001年に来日公演を果たしている劇団。そのときは「結婚」「検察官」「三人姉妹」を上演した。きわめてオーソドックスな作品だが、その演出はけっこう奇抜である。スタジオ劇団の本領というべきだろうか。地下鉄クールスカヤとクラスヌィェ・ヴァロータの中間地点、サドーヴァヤ環状道路から程近い小さな劇場が彼らの本拠地である。

 

帰国前に見た最後の演目「女の日記の最後のページ」に出演していたブルダーコフは、「検察官」でフレスタコフのはまり役。上演終了後、観客を出口で見送る出演者の中に彼がいたので、「日本でもあなたを見ましたよ」と声をかけた。するとブルダーコフは「それは光栄なことだ、また日本に呼んでくれる?」と答えた。そういえば、ネコ劇場のククラーチェフも「日本に呼んでよ」と言っていただけあって、こういうのが観客に対するリップサービスか、と思ってしまったのだった。

ちなみに舞台監督で本人も演じるセルゲイ・アルツィバーシェフは


、映画「12人の怒れる男」にも出演していた。映画ではかなり老けた感じになっていたが。

Pokrovke0159

Ул. Покровка 50

http://www.napokrovke.ru/

http://www.pokrovka.ru

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05.03.09

Да(ダー)とНет(ニェット)の話

ロシア語で「はい・いいえ」にあたる「ダー(Да)とニェット(Нет)。言いやすさが仇になり、ロシア語以外の言語を話さなければならない場面で、ついつい「ダー、ダー」と言ってしまう。

ついでにもっと口をついて出てしまうのが、「ダ、ニェット(Да, нет)」だ。初めの「ダー(Да)」を短く、軽く言うのがコツ。“はい”と“いいえ”を同時に使うこの表現、場面によっても若干ニュアンスが異なるが、だいたい「そりゃそうだけど」「一応ねー」「ま、そうだね」みたいな意味で使う。あいまい表現の大好きな日本人としては、これほど便利で使いやすいフレーズはない。

ちなみにウクライナ語で「ダー(はい)」にあたるのは「ターク(Так)」。ロシア語で「ターク」というと、「さーて」とか「ほら、こういう具合に」「では」などという意味になる。ウクライナ語で「いいえ」にあたるのは「ニー(Ні)」。英語式に「ハイ」と読んではいけない。

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03.03.09

モスクワのネコを写す

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Bcat03春が近くなると、野良猫たちも活発になる。概してモスクワのネコはおっとりしており、人間の気配だけでさっと逃げるようなことはあまりない。ただし、カメラ視線で撮影するのは難しい。

ロシア人はネコに呼びかけるとき「クスクスクス」とか、「キスキスキス」という。どうしてそういう呼びかけをするのか知り合いに聞いてみたが、理由は不明。ネコを性別や年齢によって「コット」「コーシカ」「キスカ」「カチャーノク」などというので、それが連呼されたものだと思う。とりあえず「クスクスクスクス」呼びかけると、8割以上のネコがこちらに目を向ける。日本のネコにも有効で、「k」と「s」の音価がネコの聴覚になんらかの刺激を与えるのだろう。

    

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