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апреля 2009

30.04.09

冷蔵庫が壊れた話

Refrigerator3モスクワにいる間、洗濯機と冷蔵庫が壊れて買いなおすハメになった。
洗濯機は年代物だったため、ほどなく買いなおしたが冷蔵庫はわりと新しかったのでまさか壊れるとは思わなかった。

メーカーはDeawooだった。ある日、外出から帰ってきたら、冷凍庫が解凍状態になっていて中の食べ物がだめになっていた。冷蔵部分も効きが悪い。不フロンガスが抜けてしまったのかと思って修理を呼んだのだが、どうも電気系統のダメージらしい。日本と同じく修理代が高くつくので、新しく買うことにした。古い冷蔵庫は、知り合いがダーチャに持っていって修理するからと、さっさと持って行ってしまった。

新しい冷蔵庫は、ガルブーシカで選び持ってきてもらった。ところが、台所の置き場はちゃんと計算に入れていたのに、部屋に入れるドアのことをすっかり忘れていた。格闘すること2時間、ようやく玄関から冷蔵庫を押し入れて所定場所に設置。アースなどついていない。

ソ連崩壊後までは、外国人家庭には棺桶サイズの冷凍庫が必需品だった。最近、こうした大きな冷蔵庫を持っている家庭は少なくなった。それだけ食料確保が容易になったということなのだろう。

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29.04.09

虫に刺された話

Bushes1

Bushes21

5月になるとモスクワは一気に初夏の様相となる。

野外活動も本格的になるが、2002年の初夏は思いがけない出来事が起こった。

あるとき右の二の腕が2倍くらいに膨れ上がり、熱っぽくてだるい。虫に食われたようだが、森にも公園にも行っていない。かゆみ止めを塗って様子を見たが、腫れが引く感じもなく、なんとなく指先がしびれる。前任者が置いていった「家庭の医学」を見てみると、ある種のダニは伝染病を媒介するある。もしそうだとしたら厄介だ。

とにかく病院へ行かねばと思ってみたところで、休日。例の外務省関係病院は休みだ。しかたなく駆け込んだのはEMC(ヨーロピアン・メディカルセンター)。ここには日本語ができるロシア人通訳がおり、彼女が日本語を英語に通訳して医者と患者の意思疎通を図ってくれる。このときの医者はアメリカ人だったが、私が3枚も服を着ていたのを見て、「なんて着込んでいるの!」と驚いていた。アメリカ人は概して薄着なのだろう。

それはいいとして、なんの虫にかまれたのか不明なので、結局総合血清のようなものを注射し、湿布を貼って残りは飲み薬、ということになった。腫れはしばらくして引いたが、指先のしびれのようなものはしばらく引かなかった。このときの支払いは「海外旅行保険」で賄ったので、負担は実質ゼロ。保険をかけていた効果が発揮された。

http://www.emcmos.ru/

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27.04.09

ロシア人の結婚と離婚

世界的な金融危機の波をもろに受けデカップリング論も吹っ飛んで、ロシアでは失業者が急増中。政府への不満も高まっているせいか、当局は失業者がどれくらいに上っているか、数字を公開しないもようだ。

さて、ロシア人は何度も世の中がひっくり返る事態を経験しているので、一度や二度の失業なんぞ、わりとへっちゃらに見える。

しかしそれ以上にへっちゃらなのは、結婚の回数。若くして初婚にいたるので、30代で2回目、40代で3回目なんて人もザラだ。滞在先の関係者で離婚歴がないのはたった一人だったが、その人も「恋人」がいたので離婚も時間の問題だったろう。

日本人から見れば、一目ぼれ度、浮気度はかなり高く、男女の相違はあまりない。ただし、女性の方が家事・育児・自分の仕事と日常の負担が重い分、男性に比べて電光石火な恋愛に走る確率はやや低い(と思う)。

いずれにしても、女性にとって再婚は相手をステップアップで取り替えていくことと同義。自分の人生を改善していくいことと捉え、あまり悪びれはしないらしい。ある日本人の男性は、こうしたロシア人の傾向を見て、「ロシア人って“愛”はあるけど、“情”はないよねえ」と言った。たしかに離婚してもサバサバしている女性が多いのは、こういう傾向の現れかも。とすれば、日本女性もこういう傾向が昨今顕著になっているような気がするのだが。

 

Busstop03 

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26.04.09

突発性難聴再発

2002年5月、2度目のモスクワ入りをしてすぐ、2度目の突発性難聴が発症。右耳がふさがったような感じで、音楽を聴いても低音がまったく聞こえずチャラチャラと聞こえてしまう。もちろん男の人の声は左耳でないと意味がとれない。

あわてて地下鉄オクチャーブリスカヤに近いロシア外務省関係者用の病院へ行く。

まずは「入構証」を作らされた。顔写真を一枚持って行き、アドミニストラートル(アドミニストレーター)がパウチされたカードを作成。ついでにブランクのカルテも作る。これを持って「担当医」のところへ行かされた。

「担当医」が何の専門なのかまったくわからなかったが、一応聴力検査もしてくれた。原因はわからないが、こういう突発性の難聴は血行不良による耳内気圧の異常がひきおこしている、というので、週2-3回通って「マッサージ」をすることになった。

初診が終わると会計で支払いを済ませ、薬のレセプトと「次回の予約」をする。薬はあらかじめ何番の薬局で受け取るように指示された(薬局はすべて通し番号がついている)。もらった薬は、トローチほどもあるでかい錠剤だった。

それから週2回、マッサージに通ったが、恰幅のいいおばちゃん按摩師に肩・首・腕とマッサージされて、痛いのなんの。しばらくして耳の調子もよくなってきたので勝手に行くのをやめた。

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21.04.09

モスクワのインド人とインド食材店

ソ連時代の名残か、ロシア社会の中でインド人の存在感は独特である。
高いカーストの人がほとんどだと思うが、外国人排斥の傾向が強いモスクワで堂々とサリーを着て闊歩する。もちろん、独り歩きはほとんどせず複数で行動している。

私が住んでいたアパートにも多くのインド人家族が住み、IWC(インターナショナル・ウーマンズ・クラブ)を通じて知り合いとなったインド人家庭にちょくちょくお邪魔した。
彼女らから教えてもらったインド食材店へも行き、一般商店ではなかなか手に入らない全粒粉やギー、さまざまなマメ類やスパイス類を入手することができた。

特に全粒粉は、当時小袋で売っておらず、10キロの麻袋をリュックに押し込んで地下鉄に乗った。これはもう100%怪しい格好だ。さっそく地下鉄出口で警察の職務質問を受け、以後できるだけタクシーで行くようにした。ちなみに、よく行ったインド食材店は、ルムンバ名称民族友好大学近くのアパート一角(近くには種物屋もあり、こちらも通った)、地下鉄スーハレフスカ屋駅近くの小売店である。

週1回、ジュースだけのプチ断食をするというのも、知り合いのインド人から教えてもらい、しばらくは実行していた。

 

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16.04.09

パスハの前に

今年のパスハ(復活祭)は4月19日。カトリック・プロテスタントのイースターと1週間しか離れていないので、まあ平均的な離れぐあいといえるだろう。

ところで、信心深い(?)ロシア人家庭では、パスハまでは基本的に「大斎」なので精進期間である。一方、パスハを迎えるためのケーキ(クリーチ)だのタマゴだの、チーズや豚肉などの買出しもこつこつと進む。パスハと同時に動物性たんぱく質をがっつくのである。

ところで、かつてカトリック教会に通っていたおかげで、ロシア正教会の復活祭とカトリックのやり方をいろいろと比較できて面白かった。なかでも儀式の執り行い方はかなり違う。たとえば、「礼拝(ミサ)」は「最後の晩餐」の再現というより、司祭と聖歌隊の祈りと歌の応酬で進む。よって、信者が儀式に積極的に参加するのではなく、司祭・補祭の進行にひたすらついていく感じである。もちろん、ゴスペルのように一般参加者と聖歌隊が入り乱れて熱唱することは絶対にない。おまけに、ロシア正教の一般信者は、司祭がしゃべる教会スラブ語の意味がわからないというではないか。

何が信者を教会に通わせるのか、長らく疑問に思っていた。しかし、儀式で司祭・聖歌隊・信者といった階層的分業の一方で、教会が社会福祉的な側面で信者をがっちりと取り込んでいることがわかり、なんとなく信者をつなぎとめている理由がわかったような気がした。

おまけに東方正教会はクリスマスより主の復活を重視する。いわば、イエス・キリストの誕生ではなく、死からの復活がより大事だというのだから、宗教の本質=死ぬことへの恐怖を克服するためのポイントを突いている。

復活のシンボル「卵」は、ある意味輪廻転生的な象徴でもあるが、ロシア人は西方キリスト教徒より輪廻転生を信じているようなフシもある。

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11.04.09

ケフィール

Kefir日本風に言えば「飲むヨーグルト」だが、「ケフィール(кефир)」はかなり風味が違う。

メーカーによっても異なるが、「飲むヨーグルト」より酸味が強い。どろっとしているものから、さらさらと液状のものまで発酵具合によって状態はさまざま。日本では「ヨーグルトきのこ」として知られているケフィール菌であるから、ヨーグルトなんかよりずっと生々しい。

90年後半の紙パックケフィールは、時として紙パックの素材が悪く、中身に紙のにおいが移ってしまったものなどが出回っていたが、最近の紙パックケフィKefir3ールは注ぎ口までついてかなり品質がよくなった。また製造工程の衛生管理もよくなったのか、ケフィールによる直中毒も減少。

また、ダノンなど外資系乳製品の参入により、ロシアの乳製品会社もそろっKefir4て高級感を打ち出す製品を開発し始めた。ペットボトルに入ったものからボトルを握りやすい形にしたものがだされ、味もイチゴ味だの桃味だのバリエーションも増加。さらにはケフィール菌を「Bio」として「生きている菌」を売りにした製品が出てきた。 食用方法も飲むだけでなく、料理やスキンケアに使う。

いずれにせよ、コーカサスで生まれた発酵乳製品の種類は日本人の想像以上に豊富。ケフィールはそのうちのひとつにすぎない。

http://www.kefir-org.jp/index.html   日本ケフィア協会

Kefir5

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09.04.09

運命論と諦観

ロシア人とだべっていると、ときどき「スジバー(судьба)」という言葉が出てくる。

たとえば、「夫が50歳で死んだ」という事実にたいして、「人は皆死ぬ。それはスジバーだ」、「試験に落ちちゃった」「それは勉強をしなかったおまえのスジバーだ」などなど。使われるシチュエーションはけっこう多い。

もちろん、映画「運命の皮肉」にも「人間の運命」にも「スジバー」が使われている。

要するに、自分の人生をひっくり返す出来事、もしくは自分が避けられない事象に遭遇したことをсудьбаというようだ。悪い結果を受け容れるときに使われることが多いが、ロシア人の「スジバー(運命)」にはある種「宿命」に近いような、あきらめを含んでいる。ロシア人の諦観度は「色即是空」並に強い。あきらめがよくなければ、国に翻弄されるような厳しい生活を乗り切れないだろう。

一方、あきらめが悪いときも多々ある。女性に多いが、横恋慕関係、値引き交渉、自分が悪いのにそれを認めず駄々をこねるなど。これらは結果がどうであろうが、簡単に「スジバー」と結び付けられることはない。

Maria ロシア人の運命論と諦観は矛盾をはらみつつ、微妙なバランスをとって成立しているといえる。

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03.04.09

ロシア人と糖尿病

平均寿命が70歳に届かないロシア人。アルコール中毒や自殺、若年層には事故や殺人などが原因に取りざたされているが、生活習慣病をほったらかしにしたことによるものも多い。

知り合いのロシア人には、本人が循環器疾患に罹っている人、家族に糖尿病(диабет) を患っている人が多かった。特に深刻なのは糖尿病。正式にはСахарный(=砂糖の) диабет (=糖尿病、英語のDiabetes)というように、ロシア人の食生活は砂糖を多食し、油脂も多い。糖尿病と診断されても、食事コントロールや運動療法を行なう人は少ない。

知り合いのロシア人の母親は、糖尿病が急激に悪化し足が壊疽になったが、それでも甘いものを食べることをやめなかったという。黒くなった足の指を切断するのを拒んでいる間に、突然昏睡状態に陥り、亡くなったそうだ。ある意味自業自得のようなところもないわけではないが、ロシアの医療制度を見る限り、きめ細やかな処置や指導は受けられそうにない。

また、脳卒中などを患った人の大半が、リハビリなどがほとんどできず家の中に閉じこもったままになる。高層アパートに住み、冬場は地面が凍って外出できなくなるので、仕方がないと思う半面、こうした疾患に罹った人はわりと早く亡くなってしまうので、病気の重大さがよく理解されていないのかもしれない。

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