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июня 2009

30.06.09

白樺

日本では山間部か北海道付近くらいにしかおめにかかれない白樺。夏は白樺がもっとも美しい時期で、白い樹皮と緑の葉が鮮やかなコントラストをかもし出し、ついでに地味な花を咲かせる。

白樺の枝が風に揺られてさらさらという音は心地よく、公園のベンチで白樺の枝の音を子守唄に眠ってしまいそうになる。

白樺は樹液に薬効成分があるばかりでなく、葉や枝はバーニャで血行促進のために使われ、樹皮は工芸に、そして白樺に生えるキノコは高価な薬となる。綿毛が忌み嫌われるようになったトーポリとは正反対の木だが、昨今は白樺の花粉アレルギーもあるそうで、ヒトの免疫反応はいろいろやっかいなものである。

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28.06.09

ソ連時代の青春

Elder_brother_jacket01ソ連時代の軍人は手柄を立てると勲章をもらい、軍服の上着にべたべたと着ける。それと似た感覚なのだろうか、ソ連時代の若者もワッペンやメッセージ性のある言葉を刺繍にしたりしていたようだ。

写真は友人のお兄さんのジャケット。

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21.06.09

下見マニア

いついくか、誰と行くかわからない小旅行。そのための下見をするのがひとつの趣味であった。 というわけで、用もないのに行ってみた場所に地下鉄ショルコフスコヤ駅(Щелковская)そばのモスクワ郊外行きバスターミナルがある。 パレフとイワノヴォに行ってみたくて、バスだとどうやって行けるのか下調べするのである。時刻と運賃をメモし、どの窓口でチケットが買えるか聞き出し、ついでにバスターミナル内の売店やトイレの位置をチェックする。施設によっては雰囲気のよいカフェや掘り出し物のキオスクに遭遇することもある。 また、近郊バスターミナルではどんな感じの人が往来しているか、警察の詰め所がどこにあるか観察するのも重要だ。 結局、パレフにもイワノヴォにも行くことはなく、この下見はただの見学に終わった。

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17.06.09

ロシア人と自然保護

ときどき、ロシア人は人間より動物の方が好きなのではないかと思う。飛行機にネコなどのケージを持ち込むと、客室乗務員のサービス度がアップする。街にイヌが放されていても、目くじらをたてない。年金暮らしの老婆がハトにえさをやっている・・・、などなどロシア人の動物愛護の情景はごく普通だ。
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初夏になると、ブリヴァール(並木道)や公園には鳥の巣箱をしつらえる人が少なからずいる。モスクワには日本に生息するような全身が黒い(本当は黒くないのだが)カラスやモズはいないので、鳥の世界もなんとなくのんびり。それでも次々と森や林を伐採して高層ビルが建っているので、鳥にtとって棲みやすい街とは言い難いだろう。
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15.06.09

ロシア人のパソコン入力

モスクワにいる間、ブラインドタッチでロシア語を入力するロシア人を見たことは一度もなかった。 ロシア語のキーボードは「C」の文字以外、配置がまったく異なっている。そのため、ローマ字入力はバシバシできても、ロシア語入力となるとスピードがガタっと落ちる。ところがこの状態はロシア語を母語としない外国人ばかりではないようで、ロシア人もたいてい左右の人差し指でキーボードを見ながら文字を打つ。プロのタイピストは別として、一般のオフィスや銀行、飛行機のチケットカウンターなどでは、人差し指打法が主流である。 不思議なことに、本屋にはタイピングの本などあまり売られていない。タイピング練習用のゲームも見かけなかった。入力の速さよりもプログラムの理解や組み込みなどが重視されているようだ。 ためしにロシア人の前でローマ字入力による日本語打ちをやってみた。ブラインドタッチで機関銃のように打ち込み、さっと変換させるのを見ると、ほとんど100%のロシア人はその速さと漢字変換のめまぐるしさに驚いていたので、ちょっと優越感に浸ってしまった。

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11.06.09

モスクワ地図

Atlas_moskvy モスクワはダーツ盤に見立てられる。クレムリンを中心に同心状に広がっているが、最近は合併によって、多少「飛び地」のような場所もある。

モスクワは、通りの名前と番地がわかれば所在地がすぐわかるようになっている。クレムリンを中心に郊外へ向かうメインストリートでは、左側が奇数番号、右側が偶数番号となっている。私が愛用していたモスクワの地図「アトラス・モスクヴァ」は以前は大判しかなかったが、ポケット版やメトロ駅周辺の詳細版まで出るようになり、行ったことがない場所もほぼ間違いなく行ける。GPRSやナビがさほど発達していない状況では、地図が一番頼り。タクシーの運転手も、大判の地図を開いて通り名と番地を確認してから出発することもしばしばだ。

ところが、2003年ごろから新しい建物が郊外にどんどん建ち地下鉄駅も増え、またソ連崩壊後名称変更となった駅名や通りの名前が再び改称されたりして、古い地図のままでは対応できなくなった。そういうわけで、地元の人もときどき混乱するらしく、たまたま近くを歩いていた私に「××はどこにあるか」「○○にはこっちの方向?」とか聞かれることも多くなった。もっとも、ロシア人は相手が地元の人間であるかどうかに関わらず道を尋ねる傾向にある。知らないと応えたり、間違ったことを教えたりするのも日常だ。こちらが律儀に地図を開いて教えてやって、びっくりされたこともある。Avtobus_mapまた、バス・トロリーに関しては、専門の路線地図がある。こちらとあわせれば鬼に金棒である。

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09.06.09

寝不足な6月

6月のモスクワは日の出が5時前、日没が午後11時すぎ、というとんでもない日照時間である。それでも白夜のあるサンクトペテルブルグやアルハンゲリスクなどにくらべれば、いちおう日没があるだけいいかもしれない。

夜があるとはいえ、薄暮に毛が生えた程度の暗さ。カーテンを閉めてもなんとなく薄明るい。
ちなみに、ロシアでは日本のようなどっしりとしたカーテンはなく、ぺろぺろの薄い布やレースを下ろしているだけ。遮光カーテンなどという気の利いたものも当時はなかった。

夜が来ないからとうれしくて、だらだら夜更かしを始め、いつしか宵っ張りが習慣になってしまう。
当然寝不足。昼間に猛烈な眠気が来る。しかし、モスクワの6月は、昼間の日光もかなり強烈で、寝させてくれない。太陽の軌道がえらく長くなり、地平線ぎりぎりを這う冬の太陽と正反対だ。

こういう両極端な自然現象が民族性を作るといえばそれまでだが、中庸をよしとする東洋人にはややつらい自然条件である。

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05.06.09

交通警察に捕まった話

いいがかりや嫌がらせでよく職務質問を受けることはあっても、たいていは地下鉄駅周辺。本当に警察署まで連れて行かれたのは、なんと車に乗っていたときだった。

原因は、同乗者で運転していた日本人T氏の国際免許が失効していたため。

T氏は以前ロシアの免許証に切り替えていたが、同じく不当な取調べの最中に警察官とケンカして、免許証を取り返せずに国際免許証だけで運転していた。日本に帰国するタイミングを逃し、期限が切れていたにも関わらずそのまま運転していたのだった。

面倒なことになったなあ、と思っていたがこういうとき私の役目は「ロシア語がまったくわからん日本人」になりきること。なんでどうしてとわめいてみたが、交通警察はパスポートとビザを取り上げたまま返さない。しかたなく警察署まで行くことになってしまった。

運転していた日本人T氏は別室で取り調べ。私は途中で制止され、入り口に留め置かれた。その間、ロシア語わかりませーんを繰り返す。取調べ後、それとなくワイロを要求されたので従うことになった。指3本、つまり300ドルだった。

幸いなことに当日両替する予定のドル札をもっていたので、要求する警察官に差し出すと、あっさり放免された。大金を持ち歩くのは危険だが、ある程度の金額はいつも持っていたほうがよい、という教訓を得た日だった。

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02.06.09

ついでに「FUZZ」についても

  「OM」の話を書いたので、ついでに「FUZZ」についても記す 。 内容は主にロシア国内外のロックバンドの動向とインタビュー、アルバムレビューから構成され、ロシアの「ロッキン・オン」とも言える。

前出「OM」に比べるとかなりまじめにロックシーンをとりあげており、ときどき特集される英米グループのインFuzz_babsleyタビュー、歴Fuzz_mulitfilimyFuzz_lyapis_trubetskoi史回顧記事などみても、Fuzz_nayv日本Fuzz_mummiy_trolli_3のロック評論と遜色ない

感じである。また、インディーズ情報もあって、このあたりはさすがにペテルFuzz_koroli_i_shutブルグに本拠地がある雑誌である(つまり、首都に対抗してオルタナティヴなものを志向する傾向にある)。定期購読者にのみCD音源の付録が付くなど、Fuzz_chaif企画もユニーク。Fuzz_leningrad地元FM局で選曲された曲目リストも毎回載っていて、意外なことに日本のミニマル・ミュージッFuzz_splinクなど人気が高い。

99年に帰国するとき、この雑誌の「読者コーナー」に投稿して手紙やメールがたくさん送られてきた。10年もたつと自然淘汰されていFuzz_garik_sukachevき、現在もメールのやりとりが続いているのは1人だけFuzz_chizh_i_coだ。

Fuzz_bi2 Fuzz_zemfira

Fuzz_mashina_vremeni

Fuzz_viktor_tsoi 

Fuzz_nochnye_snaiperyちなみに「定期購読」とは、毎月郵送されてくる購読方法で、ロシアでは書籍の通販は想像以上にポピュラーな手法。しかし、郵便システムが不安なので、私はこの種類の雑誌では利用したことがない。

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