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августа 2009

30.08.09

ロシア芸能人のスキャンダル

日本の芸能人が薬物で捕まってマスメディアは書き放題。ロシアではどうか。

ロシアもご他聞にもれず、ゴシップ記事満載、日本じゃ掲載不可となりそうな写真も当然のように載る。誰と誰が結婚して離婚しただの、外国に資産を隠しているだの、マフィアとの癒着や政治利用に至るまで、ガセネタも含めてかなり低俗。売れている芸能人に対するこっぴどい批判もかなりある。

そこで一般市民がこれらのゴシップをどのくらい気にしているのかというと、話題にはするが基本的に「他人は他人」という感覚だ。書かれている方もそう気にしていないのではないかと思われるくらい。

私がモスクワにいた頃のゴシップ対象は、もっぱらアーラ・プガチョワとフィリップ・キリコロフの夫婦関係で、タトゥーが出てきたのはもっと後の話。もっとも一般市民が好きなのはセクシュアル・スキャンダルなので、誰が薬物をやっていたなどはあまり問題にならない。

一般市民にとって、「アルカゴーリク」(アル中)、「ナルコーチク」(ヤク中)はごく普通の社会問題だから、巨額の富と名声を持った芸能人がそれらに走らないはずがない、と思っているようだ。要するに、芸能人は「遠い存在」で「何でもアリ」、マスメディアが書き立てるうちが華なのである。

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26.08.09

モスクワのアパートでネット接続

最近、モスクワでもWiMAXサービスが開始されたようである。ここ数年のインターネット接続環境の向上はめざましい。

私が初めて自宅アパートでネット接続をしたのは12年前だが、当時はまだまだダイアルアップが主流だった。なにしろ市内通話がほとんどタダみたいなモスクワ市電話局(МГТС)提供のサービスだから、ダイアルアップでつなぎっぱなしでもまったく課金の心配をしなくてよい。そのかわり接続状況は不安定で、いつのまにか切れていたり、雨が電話線に入り込もうなら電話そのものが即つながらなくなる事態が発生した。

2003年ごろから携帯電話キャリアМТСが「ストリーム」というブロードバンドサービスをはじめ、先進的なモスクワネチズンがこのサービスに飛び乗った。私は最後までダイアルアップ接続だったので、ストリームが果たしてどのくらいの速さを実現していたかわからないのだが、同様なブロードバンド接続をしている知り合いの話によると、頻繁に「つながらなくなる」とのことだ。ちなみにこの知人は有線LANを使用している。
たしかに居住するアパートによっては、電話回線が適していなかったり、古すぎてブロードバンド工事ができないアパートだったり、いろいろ問題があるようだ。

ゼムフィーラの歌の中に「Webgirl」というのがあり、その中でダイアルアップの効果音が出てくる。この曲を聴くと、当時のネット環境がなんとなく懐かしくなったりするのである。

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25.08.09

モスクワで買った生理用品

ロシアで生活すると決まってから、ダンボール2箱分の日本製生理用品を用意した。しかし、それもじきになくなり、現地のものを調達する必要性がでてきた。ロシアはごくわずかな自国製品以外(しかも多くは粗悪な品質)、多くの衛生用品を輸入に頼ってきたので1997-99年当時も手に入る生理用品はバルト諸国やポーランドあたりを経由してくる西側の商品だった。

あるとき、「ルィノク」(自由市場)で見かけた生理用品に興味をそそられ、買ってしまった。商品名は「スーパー・クラシックス」。開けてみてびっくり。綿を紙でくるんだ長方形の座布団タイプが5枚入っているだけではないか。日本の感覚からいうと、このパッケージには少なくとも12個のナプキンが入っているはず。要するに、1枚のナプキンの厚さが尋常ではなかったのだ。

たしかに一昔前は「綿を包んで使っていた」というから、これはたしかに「スーパー・クラシックス」だ。使い心地は、厚ぼったくて快適とはいえない。おむつをしているような感覚だ。5枚しか入っていなくてよかった。

2002-05年には、経済成長のおかげか日本のものと変わらない多様な生理用品がドラッグストアをにぎわしていた。ただし、国産品はまったく見かけることはなく、すべて輸入品であった。  

※蛇足だが、紙おむつはロシア語では「パンペルス」という。「パンパース」が普通名詞化したものだ。同様にセロテープは「スコッチ」、コピーは「クセロックス」(ゼロックスから来ている)という。

Sanitary

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23.08.09

タクシードライバーの話

値段交渉のできる白タクを利用する人は多かったが、私はできるだけタクシー会社所属のタクシーを利用していた。事前に予約の電話を入れると、車種とナンバーを伝えてくる。待ち合わせの場所でその車を探して乗り込み、予約のときに受けていた料金を支払うというシステム。ぼったくりもなく車がはっきりわかっているので、比較的安心して利用できた。

タクシーの運転手もいろいろなタイプがいて、運転の粗い人、丁寧な人、自分の好きな音楽やラジオ番組を強要する人、根掘り葉掘りこちらのことを訊きたがる人、寡黙な人、こちらの質問に熱心に答えてくれる人、初対面なのに人生談義をぶつける人など、客以上に個性的な感じであった。降りる際にチップを少しはずむと、次回も指名してくれと名刺をくれたりする。これはタクシー会社を通さない越権行為なのでほとんど利用しなかったが。

ところで、予約タクシーで配車されていたのは運転手の自家用車。タクシー会社との連絡は無線ではなく携帯電話で行われている。ちなみに、いわゆる典型的なタクシーは黄色に市松模様の行灯をつけたもの。街中で走っているのをみかけるのはまれで、流しをつかまえるのは至難の業だ。

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18.08.09

終わりゆく夏の楽しみ

8月も中旬を過ぎると、そろそろ秋の始まるモスクワ。それでもまだ日が長いので、夏を惜しむ人たちはできるだけ戸外で時間を過ごす。

ダーチャでは黒すぐりやマリーナなどのベリー類を摘むのに忙しい。また、りんごも取り入れシーズン。中年以上のおばさんたちは、あっぱっぱーのようなワンピースを日常着として、これらの作業の合間に玄関先のベンチなどで井戸端会議を楽しむ。

Bench1_2 終わりゆく夏をあくせく過ごすのではない暮らし方に、うらやましさを禁じえなかった。

写真:セルゲイフスキー・パッサートの修道院敷地内で。

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13.08.09

ヴィクトル・ツォイ19周忌近し

今年は伝説のロック・グループ「キノー」のヴォーカリスト、ヴィクトル・ツォイの19周忌にあたる。もう19年もたってしまったなんて、本当に信じられない。今のロシアの状況を見たら、コリアンの血筋である彼は何と思うだろうか。

ペテルブルグでは銅像を造るという話があったが、ちゃんと命日の8月15日にできあがるのか今のところ不明。

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10.08.09

Вакансии(欠員)とロシア人の勤労意識

新聞などの広告やホームページの会社情報には「вакансии」という欄がある。вакансия(ヴァカーンシア)という言葉が原型だが、私は長いこと「vacation」と混同していた。
本当の意味は「空席・欠員」で、欠員による採用情報だ。

ソ連のころは、分配による就職で建前上失業はなかったが、ロシアとなった現在では有力なコネがない限り、大企業や楽な仕事につくのは極めて難しい。
こういう状況は企業に対する帰属意識を希薄にし、チャンスさえあれば転職する「ステップアップ社会」になる。
私の知り合いも「有給休暇中」に、別の会社の面接を受けまくったり、試用期間(ロシアの有給休暇は1ヶ月が保証されている)として雇用されたり、と日本人の感覚からすれば「いいのかね?」と思えることを平気でやっていた。

労働者の国としての80年は、あっという間にアメリカ型の弱肉強食型転職社会になってしまったわけだ。

最近の日本企業もそうだが、採用情報という欄を恒常的に設けている。いつでも誰かがやめて空席があるように感じてしまう。つまり、「あなたがやめても、ほかに応募してくる人はたくさんいる」というシグナルに見えるのだ。

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09.08.09

新しいチェルキーゾフスキー市場開場?(続報)

ロシア最大のチェルキーゾフスキーが閉鎖され、行き場に困った商品と決済不能となったビジネスマンたちは、当局との軋轢を生んだ。ところが、ロシアのメディア「Ведомости」によると、モスクワ郊外のバラシハ(Балашиха)に閉鎖されたチェルキーゾフスキー市場に代わる新しい市場を作る計画が盛り上がっているらしい。

すでに200あまりのパビリオンが出店待ち、「グレーでない、きちんとした商品」を売ることをモットーに掲げている。その一方、いわゆる出稼ぎ労働者である中国人とベトナム人への締め付けは強化されている。

http://www.vedomosti.ru/newspaper/article.shtml?2009/08/06/208579

一方、中国のメディアで下記のようなニュースをみつけた。

一名俄罗斯警察涉嫌抢劫华商千万卢布被扣押 发表时间:2009-08-07 07:57 来源:中国新闻网

ロシアの交通警官が、中国人商人に対して1000万ルーブルに相当する米ドルを恐喝して逆に検挙されたという話だ。同様な恐喝ケースはあいついでおり、数名の中国人商人らが違法性と人権侵害にあたるとして、検察局に検挙を呼びかけた。

しかし多くの商人は泣き寝入り。ひとたび警官を検挙すれば、自分たちの商品は一晩のうちになくなってしまい、一部は市場保安管理所に、もう一部は警察に取られてどこにあるのかわからなくなる。嫌がらせと権力乱用のいたちごっこともいえる。

チェルキーゾフスキー市場はたしかに正当な通関商品ばかりではなく、グレーなものから闇なものまで扱われていた。今回目をつけられたのはその部分だが、警察権力というハゲタカは、狙った獲物の骨までしゃぶるということだろうか。



 

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