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сентября 2009

26.09.09

ロシアのトラック野郎ドラマ

私がたまに観ていたテレビドラマに、「Дальнобойщики」というのがある。長距離トラック運転手が行く先々で何か事件に遭遇するというものだが、話よりオープニングが好きで、午後9時にこれが始まるとテレビの前に鎮座していた(放送局はНТВ)。

ちなみにこのドラマの主題歌はВисокосный годによる「 Тихий огонёк」。98年ごろヒットした。

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22.09.09

電話番号の読み方

Advertisement1 ロシア語でちょっと苦労したのは、電話番号の聞き取りと伝達だった。数字を粒読みでいう日本語や中国語と違い、ロシア語では2ケタまたは3ケタずつ読む。ちなみに123-4567だと、「123」と「45」と「67」と分ける。数字を習い始めのころは、2ケタの数字がうまく言えず口ごもることもたびたび。しかし、そこは外国人という立場に甘えて、ロシア人が粒読みしてもいいよと言ってくれるのに乗じていた。

同じ数字が連続する場合は、ちょっと読み方が特殊。たとえば「00」だと「два ноля」で、「2つのゼロ」という言い方になる。これがわからなかったときは、「2、0」だと勘違いしていた。また、「19」と「90」をときどき混同。今でも電話口で電話番号を確認するときは、最後に粒読みすることを忘れないようにしている。

ところで、電話番号の練習にもってこいなのは、モスクワ市内のいたるところにあるどでかい看板。見た電話番号をそくざにつぶやく。動体視力を養うのにも最適だ。車のナンバープレートで練習してもよい。

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20.09.09

ロシアイコン

ロシア正教で象徴的なものは、教会内部に配置されたおびただしいイコン(聖像)であろう。

「アイコン」の語源ともいうべきイコンは、教会だけではなくロシアの一般家庭でも置かれている。一般に東側の四隅上方に棚を作って祀るのであるが、まるで日本の神棚のように見える。もちろん、無神論者もいるのだからイコンを置かない人も多い。

イコンは必ず税関でイチャモンをつけられて、へたすると没収の憂き目に遭うので私は写真のようなレプリカを購入。イコンは「ウラジーミルうの聖母」など有名な構図があるが、この聖像の説明は古式キリル文字で書いてあるためよくわからない。

Icon

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16.09.09

ロシア文学三傑

読書の秋近し。日本人は活字離れといわれるが、ロシア人はどうか。一般にロシア人は読書好きといわれ、自宅の本棚には分厚い全集が並ぶ。いわゆる「ロシアの名著」と呼ばれる著作物は、かなりの人がかつて読んだことがあると答える。本当に読んだかどうか確かめようがないのだが、おおむね話の筋を知っているところを見ると、信頼するしかない。

また、地下鉄では新聞や本を持っている人がけっこういる。漫画雑誌に相当する軽い印刷物は、おそらくクロスワードパズルの雑誌などだろう。

ところで、日刊紙ヴェドモスチがロシア人の好きな本というニュースを報じた。SuperJobというところが調査をしたらしい。ベストスリーは、ブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」(16%)、トルストイの「戦争と平和」(7%)、ドストエフスキーの「罪と罰」(3%)だった。いずれの著書も長編小説。重量感のある内容が好きなロシア人らしい。

で、残りはどんな本が選ばれたのか気になるところ。現在の社会状況を考えると、「巨匠とマルガリータ」が第一位だったというのもうなずける。対抗意識の強いモスクワとペテルブルグでは、選び方に差異があるかもしれないが、ぜひ悪魔一味に再来襲を願って「世直し」してもらいたいと思うのは、万人に共通するところだろう。

http://www.vedomosti.ru/newspaper/article/2009/09/11/213666

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13.09.09

進化する蜂蜜製品パッケージ

ロシアで蜂蜜を買うというと、持参の入れ物かお店で売っているプラスチックの容器に量り売りというのが一般的だった。

ところが、工場で瓶詰めされた蜂蜜製品が出回るようになり、最近は贈答用パッケージも登場。ただし、お店で箱に詰められたものらしく、ときどき万引き防止タグがつけられたままとなっていて、うまくタグ解除をレジでやってもらわないと、出入り口で警報機が鳴ってしまう。

人にモノをプレゼントするときも、簡素な用紙にぶっきらぼうな包み方というのが普通だったロシア。中身にも外見にも凝るようになってきて、「ラッピング」という概念も定着し始めた。今のところ贈答品用の蜂蜜パッケージは1社しか見ていないが、人気が出れば追随するところも出てくるだろう。

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07.09.09

モスクワの教育事情

新学期が始まって1週間。ロシアも日本以上に少子化が進んでおり、離婚も多いせいかステップファミリーや片親世帯もこれまた多い。経済状況が好転してからわずかに出生率が上がったというが、これも瞬間的な現象だろう。

私の知り合いのロシア人家庭は、たいてい一人っ子。片親家庭も多い。ソ連時代に生まれた彼らは、おぼろげながらソ連の暮らしを知っている。しかし、今のティーンエイジャーたちはソ連時代の閉塞感や耐久生活をほとんど知らない。

そのせいか、今、親となっているロシア人は子どもへの教育費を厭わないような気がする。たとえば私のパレフの先生は、娘が一人いたが、習い事の数は日本の子どもと変わらないほどだった。英語、絵画、ピアノ、スキーなど。学校の宿題もハンパじゃないほど多いので、親が宿題の手伝いをする。

また、子どもを一人で登校させることに抵抗がある親は、中等以上になるまで送り迎えする。塾というシステムはないので、補習はすべて「家庭教師」。増え続ける教育費を稼ぐため、パレフの先生はいつも生徒の増員を求めており、生徒たる私たちがなぜかそれに応えるべく奮闘していた。謝礼の値上げをされるより、生徒を増やした方が私たちの負担が増えないからなのだが、けっこうたいへんだった。

ちなみに、ロシアの学校でも都会ではいわゆる「特別学校」という試験を受けて入学する学校がよいとされる。地元の学校は所得の低い家庭の子ども、成績のよくない子ども、素行のよくない子どもが行くところというイメージがある。実際、教師の給与はべらぼうに安く奉職意欲が落ちている。悪い教育環境のために、しばしば識字率の低下なども指摘されている。

 

School_goods

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01.09.09

ベスラン学校占拠事件発生から5年

また新学期の9月がめぐってきた。
北オセチア共和国ベスラン市の学校で、起こった悲劇から5年がたった。

あのテロ事件以降、しばらくチェチェンがらみのテロは起こっていなかったが、最近人権擁護組織の活動家の暗殺をはじめとして、自爆テロなど再び不穏な雰囲気が立ち込めている。

ところで、日本にいる知り合いからよくたずねら れるのは、なぜ始業式と入学式を兼ねた日にあれほど多くの父兄(しかも乳飲み子まで一緒に)いたのか、という質問だった。私もモスクワに来るまでは、9月1日が子どものいる家庭にとって、とても重要な日だということの認識が浅かった。わが子が晴れて入学する日、担任の先生に花束を渡す日、下級生をつれて学校を案内する日、そして男の子は背伸びをしたような背広を着て、女の子はエプロンドレスに大きなリボンをつけた姿が、父兄にとっては単なる親バカ以上に喜ばしい1日となる。

子どもの教育に熱心な親も多く、一方で教師が父兄に求めるものも多い。概してモンスター・ペアレントという言葉には無縁な国である。もちろん、子どもをヤミ商売に売ってしまうような親もいなくはないが、概して教育やしつけには厳しいといえる。

ベスラン第一中学校も、おそらく教育に熱心な普通の父兄らが詰め掛けたのだろう。乳飲み子まで一緒だったのは、学校が共同社会に根を下ろしている証拠である。また、基本的に治安がそれほどよくない地域に住む親子は、危険に対処する方法も経験から熟知している。武装グループに対する無意味な抵抗や刺激を起こすようなパニックがなかったのは、こうした経験則からきているのではないか。
日本の子どもがこういう事件に遭遇した場合、PTSDにかかる前に統合失調症になるのではないかとも思う。Blossom01

去年の夏までのバブル景気を経て、不況脱出にもがくロシアで、どれだけベスランのことを思い出している人がいるかわからないが、5年という歳月は確実に記憶を薄めている。

Beslan_10_be_view

http://www.eng.kavkaz-uzel.ru/articles/11057

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