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02.12.09

マトリョーシカの意匠とチョコレート

日本ではかなりポピュラーになっているマトリョーシカの意匠。最近は、バッグやマグカップだけでなく、おにぎりケースやスリッパなど、独自の商品デザインに使われている。

マトリョーシカの出生地ロシアではどうか。

マトリョーシカ人形はもとより、マグネット、ブローチ、鉛筆など、どちらかというと装飾品や文具用品。商品としての多様性は少ない。ようやく登場したのがマトリョーシカ型のチョコレートだ。ただし形と包装紙だけで、チョコレートが入れ子の構造をしているわけではない。だが、数が多いとなかなか圧巻である。

さて、マトリョーシカは日本の「こけし」が起源と言われている。専門家によると、「決め手に欠ける」そうだが、ロシア人にとってもマトリョーシカ人形の起源はどこなのか、あまり重要ではなさそうだ。ボルガ川流域が主な産地なので、極東やアルハンゲリスクのような北方では、どちらかというと先住民族の人形や置物の方が特産といえる。

かわいいものに敏感な日本人が目をつけたマトリョーシカ。「こけし」では到底売り物にならないらしい。ロシアももっとがんばって商品化すれば、日本人は観光先でガンガン買うだろう。

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