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июля 2010

27.07.10

モスクワの猛暑

今年はロシアもひどい猛暑らしい。モスクワでの最高気温が35度を越えるなど信じられない。日本ほどエアコンがいきわたっていないモスクワの一般住宅は、おそらく地獄のような暑さだろう。

私がモスクワにいる間も、猛暑となった年はあったが、今夏のような、数週間にわたる連続した暑さではなかった。それでも30度前後が続くと、周辺の森で火災が発生し、煙がモスクワ市内に流れ込んでくる。喉をやられる人も多かった。

湿気のない乾いた暑さで、とにかく暑いのだが汗はあまりかかない。実はそれが危険だ。発汗が少ないというのは、自覚して水分補給をしないと脱水状態になってしまう。ロシア人はそれでなくても汗腺が少ないそうだから、体内温度の上昇が大きくなってたいへんなようだ。

今年は森の自然発火に加え、光化学スモッグも出ていると聞く。大統領時代は温暖化を歓迎していたプーチン現首相も、こういう事態を見れば少しは考えが変わるであろうか。

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16.07.10

グルジア料理レストラン「ウ・ピロスマニ」

「ウ・ピロスマニ」といえば有名なグルジア料理レストラン。ノヴォデーヴィッチ修道院に近く、周りは閑静な住宅街。店内はピロスマニの絵で飾られたシックな内装で、時には音楽の生演奏などもあり、店の名前どおり「ピロスマニのところ」という一軒家的な雰囲気が味わえる。

ただし、値段も高いため改まった客をもてなすときとか、よほど豪勢に飲み食いしたいときくらいしか行くチャンスはなかった。有名人もたくさん来店しており、彼らの写真とかサインがところ狭しと壁にかけてあるところは、どことなく日本的な感覚だ。

とにかく、初めて食べたグルジア料理はここのものだったので、グルジア料理といえばウ・ピロスマニの味が自分の味覚ベースになってしまった。個人的に好きなメニューはくるみと香草のペーストをナスでくるんだ前菜、チーズが少々胃にもたれるがつい注文してしまう、パイのようなパン「ハチャプリ」、パプリカの味がたまらないスープ「ハルチョ」など、まずまずベーシックな料理ばかりである。しかし、グルジア料理を知ることによって、日本では使い道すらわからなかった香草や思わぬスパイスの使い方、ヨーグルト、くるみ・ざくろといったデザートの材料でしか思いつかない食材などの新しい料理法を知ることができ、グルジア料理(=コーカサス料理)の世界にはまってしまったのだった。

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13.07.10

夏休み

ロシア人の夏休みは長い。労働法で決められているので、雇用主は1ヵ月の休みを保障しなければならない。連続1ヵ月ではなく、2週間を2回とか、3週間と1週間とかに分けてとる人もいるが、夏休みがせいぜい1週間という日本人にしてみれば、うらやましい限りである。

これだけまとまった時間があると、逆にもてあましそうだが、ロシア人は夏休みこそ忙しい。

家族で旅行へ行ったり、ダーチャで過ごしたり。あるいはたまりにたまった修理を夏休み中に片付けたり(私がいた頃は、修理はよほど専門的なものを除き、自分でやるのが普通だった)、けっこうやることが山積みなのだ。
その上、休み中は家族や知人と過ごすことが多い。お客に行ったり招いたりするのも、ゆっくり時間がとれる夏休みならではである。

いつまでも日が暮れない夕刻に、近所の公園をみんなでぶらぶら散歩するのは、日本の夕涼みと似て心和むものがある。とにかく短い夏を100%楽しむことが、ロシアの夏休みの本髄といえる。

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04.07.10

番外編 サマルカンド

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初めての海外旅行はソ連だったのだが、当時(1988年)はロシア共和国よりもウズベク共和国など、いわゆる「シルクロード」関連の地域がもっぱらの関心国だった。

というわけで、バイトしまくって貯めた金でツアーに乗っかったのだが、ソ連入国の地・ハバロフスクで買い食いしたシャーベットにあたってしまった。途中、レニングラード、モスクワと、観光地よりトイレめぐりがメイン。調子を持ち直したのはモスクワに入ってからだ。サマルカンドに到着してからは、完全復活した。

8月のサマルカンドは最高気温摂氏50度。寺院遺跡などの観光地風景は別の機会にゆずるとして、サマルカンドで楽しんだのは自由市場とチャイハナ。特に市場は朝鮮系のおばちゃんから妙に親切にされ、スイカやハミウリみたいなものをくれた上、なぜかおばちゃんたちと売り場に。外国人を売り場に立たせるとはどういうことなのかわからないが、とにかく気に入ってくれたのだろう。

チャイハナでは踊りの輪に誘われ、盆踊りまがいのものを披露。チャイハナでくつろぐおじいちゃんから、ハエが止まっているナンをもらった。

サマルカンドのホテルは、お世辞にもきれいとはいえなかったが、夜はどこからともなく大音量でダンスミュージックが聞こえ、ロシアとは違うなあと実感したのだった。

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01.07.10

ライカ犬とSwatch

Рамстор1号店がモスクワに出来たとき、テナントのひとつであるSwatchに、史上初の宇宙犬「ライカ」をデザインした時計が売り出されたという話を聞いた。宇宙へ飛び出してわずか数時間後に死亡したというライカは、実験動物として悲劇的な一生を終えたが、人々の記憶に長く残る「名誉ある犬」となったわけだが、まさか時計のデザインになるとは思わなかった。

あわててラムストール・マラジョージナヤ店に行ったが、すでに時計は売り切れ、店員が代わりにこれいかがと見せてくれたのは、マトリョーシカデザインの時計だった。当時、私はライカ犬のスウォッチがほしかったので、マトリョーシカ柄など見向きもしなかったのだが、あとで知人から「それはもったいない!」と叱られた。たしかに現代日本のマトリョーシカ人気を考えると、あのときマトリョーシカ柄でも買っておけば、それなりに注目を集めたであろう。

しかし、マトリョーシカはあくまでも単なる意匠。ライカ犬は実在したものだ。ガガーリンとライカのツーショットデザインなんて出てきたら、どんなに高くても買いたいと思うだろう。

Laika2

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