Posts categorized "発見物"

01.10.11

バス停の広告

以前はそっけなかったモスクワのまちも、広告であふれるようになって久しい。サイズはどれも日本の広告に比べて巨大だし、ぎょっとするような内容のものまである。長いこと広告よりスローガンメインの官製広告の国だっただけあって、広告解禁の反動はすごい。

明らかに誇大広告も多いのだが、デザインセンスに共感してしまうのは、私の好きなロシアアバンギャルドのセンスが底流にあるからだろう。

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16.07.09

宣伝とパロディ

Cheese01プーシキンをはじめ世界の偉人(ガンジー像やホーチミン像など)やトゥーランドット姫、動物(犬や猫)など、いろいろな銅像にめぐりあえるモスクワだが、こんな像も珍しい。

あるチーズ会社の宣伝を兼ねたもの。キツネとカラス(?)がよりそって、チーズをアピール。商品だけがカラーでリアルに表現されている。

よくパロディになるのはモスフィルムの男女二人の銅像。「自由の女神」像がもつたいまつと本が別のものになるだけで、まったく違う意味を呈する。それと同じように、モスフィルムの男女が持つ鎌と槌を別のものに取り替えるだけで、立派なパロディ銅像になる(あるいは、あのポーズさえもパロディになってしまう)。宣伝にパロディを使うのは常套なので、この銅像もひょっとして何かのパロディかもしれない。

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18.05.09

ロシアの狛犬? 

Revmuseum01 Revmuseum02博物館や○○宮殿公園などの建物入り口に配置されている動物の像。なんとなく雰囲気が狛犬に似ているではないか。

さすがに日本の狛犬のように「あ・うん」ポーズはとっておらずやや芸がない感じだが、凄みがなくかえって親しみが持てる。

一般にロマネスク形式の建物はごたごたと装飾が多く、西欧文明を志向したロシアの野暮ったさがあまり好きではないが、この狛犬風の彫像だけは例外である。

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02.12.08

古いサーカスと往年のクラウン

2009年1月に来日公演するニクーリン・サーカス。実はモスクワでは「古いサーカス」として親しまれている老舗である。モスクワの中心部、地下 鉄ツヴェトノイ・ブリヴァール駅のそばに小屋を持ち、ほとんど毎日公演している。空中ブランコあり、クラウン(ロシアの人たちは、「ピエロ」と言わない) あり、動物の芸ありの古典的出し物だが、その洗練度は非常に高い。大人にも満足できるサーカスである。

このサーカス団の名称に冠せられているニクーリンとは、有名なサーカス・クラウンであったユーリー・ニクーリン(Юрий Владимирович  Никулин)氏のこと。建物の外に、ニクーリン氏とクラシックカーの銅像がたっており、このサーカスを訪れた人たちが記念写真を撮る名所となっている。

日本で有名ないわゆる「ボリショイ・サーカス」は、地下鉄ウニヴェルシチエット(モスクワ大学)そばのテント型建物を根拠地とするサーカスで、こちらがあとにできたサーカスなのでモスクワっ子からは「新しいサーカス」と呼ばれている。たしかにハコはボリショイ(大きい)だが、中身はニクーリンの方が芸術的だ。

http://www.circusnikulin.ru/

Anektod 左)ニクーリンのアネクドートの本。

右)古いサーカスの建物広場にあるニクーリンの像。

Old_circus

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26.02.08

レーニンの面影

建設ラッシュのモスクワ。近未来的な高層建築が次々と建てられる一方、かつての社会主義国家ソビエト連邦の面影をとどめる建築物もまだまだ健在だ。

モスクワ中心部や西部の新しい住宅地には見られなくなったが、東部の工場地帯や下町っぽい雰囲気を残す建物の中に比較的多く残る。特に青少年施設などには、ガガーリンなどいわゆる「ソ連の英雄」が描かれた壁画やレリーフを目にすることができる。

ソ連が崩壊して17年、社会主義的理念やピオネールといった年齢組織を体験したことのない世代が、もう大人になりつつある。彼らの目には、こうした遺物はパロディのネタでしかないのか、それともプーチンに塗り替えられるべきものと映るのだろうか。

Wall

Lenin


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30.09.06

クラブ「Не Бей Копытом」

Building

典型的なソ連式アパート群の真ん中に忽然と現れる「ローカルボリショイ劇場」風なたたずまい。ソ連時代、ピオネール活動のため使われたと思われるこの建物は、モスクワ南西部ウーリッツァ・ラメーンキ(Ул.Раменки)にある。ソ連崩壊後「展示会場」と名前を改められ、事実上雑居ビルとなった。建物内に、主に学生たちが集うクラブ「Не Бей Копытом(ニェ・ベィ・カピートム)」が創設された。

初めてこのクラブの存在を知ったのは、モスクワ大学構内の張り紙から。メジャーなバンドから学生バンドまで、多彩な顔ぶれがステージを踏んでいたようだ。

私はここで実際にライブを見たことはないが、「展覧会」で何度か足を運んだ。クローク係の朴訥としたおじいさんと、この建物が「ライブハウス」であることが、なんとなくそぐわない不思議な空間だった。

Ne_bei_kopytom_19980059

Ne_bei_kopton

Ceiling

Wall

http://www.nbk.orc.ru/

写真左ライブのチラシ

中央左:クロークはなんと地下鉄車両風

中央右:ピオネールを思わせるレリーフ

右:天井の壁画。ソ連時代の宇宙政策を彷彿とさせる。

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05.09.06

ナーシ・ネーシ(Наши Нэши)

キエフ駅近くの市場、「ダラガミーロフスキー」は、近所の日本人村住民もよく通う。

いつの頃からか、野菜の名称がまるっきり日本語なものが現れた。そのひとつが「ダイコン(Дайкон)」。日本のものより繊維質だが、冬などまるまると白く水っぽくなくておいしい。Daikon

そして「シータケ(Шитакэ)」。その名の通り椎茸である。キノコ王国ロシアにもついに日本の椎茸が受け入れられたのかと思うと、やや誇らしく思える。

さらに、梨までも「ネーシ(Нэши)」と呼ばれていた。こちらはいわゆる西洋梨ではなく、日本で一般的なタイプ。そのうち、マンダリン(みかん)も「ミカーン」になるのではないかと、ひそかに思っている。

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09.08.06

東洋医学

モスクワ南西部のユーゴザーパドナヤ地下鉄駅付近で、下のような看板をみかけた。ここ数年、こうした東洋医学系のクリニックが増えている。主要な診療項目はマッサージや鍼だが、本格的な漢方薬を処方するクリニックも現れた。

地下鉄ノヴォスロボッツカヤにある中国系デパート「ドゥルジバ」(Дружба)には、中国人薬剤師が常駐し漢方の処方をしてくれる。同デパートにはマッサージ室もできていた。しかし、日本では発売禁止となった減肥茶や正体不明の精力剤みたいなものも多く売られている。

Dao_med

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26.03.06

コンセプト不明のペイント車

車社会のロシア。モスクワをそぞろ歩くと、ときどき意味不明の塗装をほどこした車を目にする。
自宅近くのプジョー販売店の前に、写真のごとき車が展示されていた。明らかにフランス映画「TAXI」を意識した塗装。painted_car フランス車の店の前だから?にしては、その宣伝効果が疑われる。

はたまたトゥヴェルスコイ並木通りには、お花畑の塗装をほどこした軽自動車が堂々と路上駐車。どうやら通りに面したレストランの広告塔らしい。

自宅駐車場内には、狼やらハードコアなレザー姿の美女を施したスポーツカーも止まっていた。ニュースによると、モスクワにはこのような塗装を施してくれる「絵師」がいるそうだ。
一方、漢字を書いた乗用車も。決して日本からの中古車ではない。私がこれまで目撃したのは、「鬼」「誠」「天才」などの漢字を車の側面やトランク部分に施したもの。意味わかってんのかよ、と言いたくなるような文句ばかりだが、赤いボルボに「天才」と黒で書いてあるのには笑ってしまった。

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25.01.06

モスクワの氷祭り?

規模は小さいが、レストラン「プラーガ」前の駐車場で、2005年冬、氷祭り(もどき)が行われた。写真はそのときのもの。

なお、今年はプーシキン広場にイギリスのビッグベンに模した雪像(?)が飾られているという。ice_statue ice_tower1

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