Posts categorized "風景・風物詩"

17.07.12

モスクワ川で夕涼み

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一年で一番日が長いこの時期、わざと買い物などに出かける時間を遅くしたりして、モスクワ川で夕涼みなどしたものだ。

モスフィルムに近い場所では、ドラマのロケなどに出くわしたりして、遠巻きに眺めるのも楽しかった。短い夏だが、夕暮れの時間はゆっくりと過ぎて行った。

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11.07.12

写真集 車窓から見た夏のモスクワ

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01.02.12

雪のある生活

モスクワの友人に、日本海側の地域では3メートルを越える降雪があったと言ったら、とても驚いていた。

考えてみると、ロシアは半年が冬の気候。モスクワでも毎日あれだけ雪が降るのに、降雪が1メートルを越えることはない。 雪粒が小さくぱらぱらしているためだ。踏まれても固まらず、多少融けたとしてもシェーキ状。また、融けても水っぽくならないので、傘をさす必要もない。厳冬のイメージのモスクワであったが、この雪質のおかげで生活は想像以上に快適に過ごせた。

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しかし、快適だと感じるのはアパート住まいのおかげ。早朝からの雪かきは、アパートの管理に雇われた労働者だ。自分でやるのは、車に積もった雪を落とすことくらい。たまに自分の車の停車位置が雪の集積場のされていて困ることもあったが、雪の処理を他人まかせにできる気楽さがあった。

個人の雪かきも、敷地の適当な場所にためておけば、除雪トラックが集めに来てくれる。方々で集めた雪は、ほとんどがモスクワ川へ。雪処理はゴミを同じで、これまた他人まかせだ。ただし、こうした3K作業のほとんどは、旧ソ連圏から来た外国籍労働者が従事していると言われている。

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戸外で作業をしている人たちは、一様に蛍光色のベストを着ている。中年女性が多いのにも驚いた。昔ながらのフェルトの長靴をはいたりしているが、あの労働はかなりきついものに違いない。

雪解けシーズンになると、アパートの屋根に上って、固まった雪を落とす作業が行われる。作業の間、共同玄関は封鎖。出入りができなくなるが、これもモスクワならではの風物詩だろう。

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29.04.10

ノボデーヴィチ修道院散歩

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ノボデーヴィチ修道院は、春夏秋冬いつ行っても風光明媚な場所だが、ベストシーズンは春から夏にかけてだと思う。

地下鉄スパルチーヴナヤから修道院まで歩き、周辺を散歩したあと、パルク・クリトゥーリ駅方面へ行くバスに乗って帰る。それがいつものコースだったが、ときどきゴーリキー公園から修道院まで歩くということもやった。ただし、入場料をケチって最後は修道院の敷地には入らず、横にある池をそぞろ歩くのがメインとなった。

モスクワを歩くときいつも思うのが、木が多いということだ。手入れはされていないが、とにかく樹木が多い。修道院周辺の住宅街も、この時期は新緑に包まれて「閑静な」というにふさわしい雰囲気。

修道院併設の墓地も、花が咲き乱れてにぎやかな感じだ。

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23.04.10

モスクワの庭園

春本番が近いモスクワ。5月が近づくと、戦勝記念日などの大きなイベントがあるので、モスクワ市中心部の公園などは突貫で整備される。以前は、めずらしい花や樹木を植えると盗まれてしまうとかいわれていたようだが、最近はそうでもないらしくいろいろな花が植えられてるようになった。

しかし、ロシアの庭園はフランス式庭園のようにびっちり作りこんでもおらず、日本人から見るとやはり大作り。土地が広いことも関係しているかもしれない。私は作りこんだ庭園よりも、むしろカローメンスコエのような川に向かった斜面の草地とかたんぽぽが一面に咲いた平原などの方が好きである。花が咲き乱れるシーズンももうすぐだ。

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26.02.10

モスクワでの雪

Snow06モスクワでは、今年はまれにみる大雪が降っているらしい。私が住んでいたときは、せいぜい20センチ、雪かきなどで雪山が1メートル以上になることはあっても、降雪が60センチを越えることはほとんどなかった。

雪の降らない土地で育った私にとって、雪はたとえ吹雪であろうと大歓迎。ダイアモンド・ダストもモスクワで初めてみた。モスクワの雪は日本の雪と違って、粒が小さくさらさらしている。雪だるまは作れないが、片栗粉を踏むような独特の音も大好きで、わざわざ雪を踏みに散歩をしに行ったほど。本当ならスキー板を担いで散歩してみたかったが、それは残念ながらできなかった。

雪道を散歩すると、人間より先に鳥や犬が歩いた跡があって、それを見つけるのも楽しかった。

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09.12.09

クリスマスに向けて

12月になると、とたんにお祝いムードに包まれるモスクワ。「ラスプロダージャ」(バーゲン)が始まり、お客のかき入れに余念がない。これに乗じて、職場などの忘年会も重なりプレゼントが飛び交うシーズンとなる。いわゆる「西欧のクリスマス」は従来祝わなかったのだが、昨今は12月からロシアのクリスマスである1月7日まで、延々祝賀気分が続く。

この時期、頭痛のタネは終日続く大渋滞。
中心へ向かう車も郊外へ向かう車も増え始め、吹雪で視界が悪くなると渋滞はますますひどくなる。渋滞の大きな原因はショッピングに向かう車の増加だ。中心部は老舗デパートへ、郊外へは大規模マーケットへ、そして「お金持ち」はダーチャ(暖房設備が整い、冬も過ごせるのは金持ちのダーチャである)へ。そして、悪名高い「路上駐車」。渋滞にはうんざりしているはずなのに、やはり買い物に行かなくては気がすまないモスクワの人々。かつての日本人もこうだったような気がするが、消費のタガがはずれたロシア人のエネルギーにはついていけなくなっている。

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18.08.09

終わりゆく夏の楽しみ

8月も中旬を過ぎると、そろそろ秋の始まるモスクワ。それでもまだ日が長いので、夏を惜しむ人たちはできるだけ戸外で時間を過ごす。

ダーチャでは黒すぐりやマリーナなどのベリー類を摘むのに忙しい。また、りんごも取り入れシーズン。中年以上のおばさんたちは、あっぱっぱーのようなワンピースを日常着として、これらの作業の合間に玄関先のベンチなどで井戸端会議を楽しむ。

Bench1_2 終わりゆく夏をあくせく過ごすのではない暮らし方に、うらやましさを禁じえなかった。

写真:セルゲイフスキー・パッサートの修道院敷地内で。

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30.06.09

白樺

日本では山間部か北海道付近くらいにしかおめにかかれない白樺。夏は白樺がもっとも美しい時期で、白い樹皮と緑の葉が鮮やかなコントラストをかもし出し、ついでに地味な花を咲かせる。

白樺の枝が風に揺られてさらさらという音は心地よく、公園のベンチで白樺の枝の音を子守唄に眠ってしまいそうになる。

白樺は樹液に薬効成分があるばかりでなく、葉や枝はバーニャで血行促進のために使われ、樹皮は工芸に、そして白樺に生えるキノコは高価な薬となる。綿毛が忌み嫌われるようになったトーポリとは正反対の木だが、昨今は白樺の花粉アレルギーもあるそうで、ヒトの免疫反応はいろいろやっかいなものである。

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09.06.09

寝不足な6月

6月のモスクワは日の出が5時前、日没が午後11時すぎ、というとんでもない日照時間である。それでも白夜のあるサンクトペテルブルグやアルハンゲリスクなどにくらべれば、いちおう日没があるだけいいかもしれない。

夜があるとはいえ、薄暮に毛が生えた程度の暗さ。カーテンを閉めてもなんとなく薄明るい。
ちなみに、ロシアでは日本のようなどっしりとしたカーテンはなく、ぺろぺろの薄い布やレースを下ろしているだけ。遮光カーテンなどという気の利いたものも当時はなかった。

夜が来ないからとうれしくて、だらだら夜更かしを始め、いつしか宵っ張りが習慣になってしまう。
当然寝不足。昼間に猛烈な眠気が来る。しかし、モスクワの6月は、昼間の日光もかなり強烈で、寝させてくれない。太陽の軌道がえらく長くなり、地平線ぎりぎりを這う冬の太陽と正反対だ。

こういう両極端な自然現象が民族性を作るといえばそれまでだが、中庸をよしとする東洋人にはややつらい自然条件である。

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