ロシアグッズ
11/15/2009
09/13/2009
進化する蜂蜜製品パッケージ
ロシアで蜂蜜を買うというと、持参の入れ物かお店で売っているプラスチックの容器に量り売りというのが一般的だった。
ところが、工場で瓶詰めされた蜂蜜製品が出回るようになり、最近は贈答用パッケージも登場。ただし、お店で箱に詰められたものらしく、ときどき万引き防止タグがつけられたままとなっていて、うまくタグ解除をレジでやってもらわないと、出入り口で警報機が鳴ってしまう。
人にモノをプレゼントするときも、簡素な用紙にぶっきらぼうな包み方というのが普通だったロシア。中身にも外見にも凝るようになってきて、「ラッピング」という概念も定着し始めた。今のところ贈答品用の蜂蜜パッケージは1社しか見ていないが、人気が出れば追随するところも出てくるだろう。
08/25/2009
モスクワで買った生理用品
ロシアで生活すると決まってから、ダンボール2箱分の日本製生理用品を用意した。しかし、それもじきになくなり、現地のものを調達する必要性がでてきた。ロシアはごくわずかな自国製品以外(しかも多くは粗悪な品質)、多くの衛生用品を輸入に頼ってきたので1997-99年当時も手に入る生理用品はバルト諸国やポーランドあたりを経由してくる西側の商品だった。
あるとき、「ルィノク」(自由市場)で見かけた生理用品に興味をそそられ、買ってしまった。商品名は「スーパー・クラシックス」。開けてみてびっくり。綿を紙でくるんだ長方形の座布団タイプが5枚入っているだけではないか。日本の感覚からいうと、このパッケージには少なくとも12個のナプキンが入っているはず。要するに、1枚のナプキンの厚さが尋常ではなかったのだ。
たしかに一昔前は「綿を包んで使っていた」というから、これはたしかに「スーパー・クラシックス」だ。使い心地は、厚ぼったくて快適とはいえない。おむつをしているような感覚だ。5枚しか入っていなくてよかった。
2002-05年には、経済成長のおかげか日本のものと変わらない多様な生理用品がドラッグストアをにぎわしていた。ただし、国産品はまったく見かけることはなく、すべて輸入品であった。
※蛇足だが、紙おむつはロシア語では「パンペルス」という。「パンパース」が普通名詞化したものだ。同様にセロテープは「スコッチ」、コピーは「クセロックス」(ゼロックスから来ている)という。
06/28/2009
06/11/2009
モスクワ地図
モスクワはダーツ盤に見立てられる。クレムリンを中心に同心状に広がっているが、最近は合併によって、多少「飛び地」のような場所もある。
モスクワは、通りの名前と番地がわかれば所在地がすぐわかるようになっている。クレムリンを中心に郊外へ向かうメインストリートでは、左側が奇数番号、右側が偶数番号となっている。私が愛用していたモスクワの地図「アトラス・モスクヴァ」は以前は大判しかなかったが、ポケット版やメトロ駅周辺の詳細版まで出るようになり、行ったことがない場所もほぼ間違いなく行ける。GPRSやナビがさほど発達していない状況では、地図が一番頼り。タクシーの運転手も、大判の地図を開いて通り名と番地を確認してから出発することもしばしばだ。
ところが、2003年ごろから新しい建物が郊外にどんどん建ち地下鉄駅も増え、またソ連崩壊後名称変更となった駅名や通りの名前が再び改称されたりして、古い地図のままでは対応できなくなった。そういうわけで、地元の人もときどき混乱するらしく、たまたま近くを歩いていた私に「××はどこにあるか」「○○にはこっちの方向?」とか聞かれることも多くなった。もっとも、ロシア人は相手が地元の人間であるかどうかに関わらず道を尋ねる傾向にある。知らないと応えたり、間違ったことを教えたりするのも日常だ。こちらが律儀に地図を開いて教えてやって、びっくりされたこともある。
また、バス・トロリーに関しては、専門の路線地図がある。こちらとあわせれば鬼に金棒である。
05/06/2009
モスクワで使った携帯電話
ケータイが普及した1990年代後半、携帯電話を「携帯」するには、「携帯電話携帯許可証」というものを「常時携帯」しないとブタ箱入りだった。実際、携帯許可証を持たなかったため、当局に逮捕・拘留された日本人がいた。
そんな信じられないような時代は過ぎ、今やロシアではGSM携帯の一大陣営としてケータイは日常生活に不可欠なものに。ノキアやモトローラ、サムスンやLGなど、世界のメーカーが参入し、携帯電話キャリアも一気に倍増。料金体系は日本のものと変わらないほど複雑だ。
私がモスクワにいたころ使っていたキャリアはMTS(МТС、モビーリヌィ・テレ・システーム)だった。本人名義での使用期限はビザの期間のみ。ただし国際ローミングが使えるので、ロシア国内をはじめ、国外でも自動的にローミングされる。
料金体系ははじめ出始めたばかりの「レートニィ(夏の、という意味)」にしていた。ビジネス使用ほどガンガン使わず、お守り代わりに持ち歩く程度だったので、ダーチャで使用するコースとして作られたレートニィでちょうどよいと判断したのだ。その後、「スーペル・ジンス」というコースが出たので、こちらに乗り換えた。ところが、パスポートを盗られたとき携帯電話も一緒に盗られたので、最終的には「ジンス007」というさらに安いコースに変更。
携帯本体は、はじめモトローラのV66。買いなおしたモデルは、ソニーエリクソン。
SIMカードさえ入れ替えれば、どの携帯電話でもOKというGSMの世界にすっかりはまってしまった。しまいには、自宅の固定電話が雨水で使えなくなったときに、携帯電話をつないでデータ通信という使い方もするようになった。PDAをブルートゥースでつなぐ予定だったが、果たせず帰国となった。
ところで、ロシア人は電話好き。用事がなくても電話したがる。携帯電話も持ったが最後、いつでもどこでも電話したい気持ちは抑えられないらしい。一方、日本人はメールが好きな国民性(?)。私ももっぱらショートメール(SMS)を多用していた。SMSは、ちゃんとメールが到着したかお知らせしてくれる機能が便利。日本の携帯メールもなぜこういう機能をつけてくれないのか不満に思う。
GSM世界にどっぷりとひたって日本の携帯電話ワールドを見ると、確かにガラパゴスである。ただし、携帯1台ですべてが完結するのはさすがだ。
03/24/2009
02/10/2009
モスクワ大学プレミアグッズ
モスクワ大学(МГУ)の建物は、門番による学生証や入構許可証を提示チェックが厳しい。以前はわりと簡単に建物内に入ることができたが、最近は門番にワイロを渡して中に入る手段も通じなくなってしまったようだ。
モスクワ大学内の売店には、書籍はもちろん、さまざまな学用品、食品、日用品が売られており、その中にモスクワ大学関連のプレミアグッズも数多く売っていた。一番安くて手軽に購入できるのはノートなどの類。日本の学習ノートよろしく、科目別のノートが売られている。どのノートにもメイン・ビルディングのイラストが。
そして、Tシャツもいくつか種類がある。私が購入したのは濃紺のものだが、フリーサイズなのでけっこう大きい。ここ数年は立ち入っていないのでわからないが、おそらくいろいろな高級なプレミアグッズも開発されていることだろう。
12/23/2008
お気に入りの民芸品 1
一番好きなロシアの工芸品はグジェリだが、同じくらい気に入っているものがある。それがこのニワトリの土製置物。孔雀と見まごうばかりの立派な「尾」を持ち、オスのニワトリはどっしりとした仁王立ち。このニワトリはメスなのか、ひよこを従えている。
ノルンシュタインのアニメからもわかるように、ロシアではニワトリは「勇敢な動物」のひとつ。いわゆるケンカ鳥のイメージである。
下は伝統的な楽器のひとつ。ハープに似た構造で、指でつまびく。どれも開放弦を用いるため、音階を記した紙を挟み初心者でも簡単に曲を弾くことができる。
話は変わって、今年モスクワでは民芸品展覧会(Ladi)が開催されたそうだ。友人がその写真を送ってくれた。民芸品好きとしては、涎垂ものの展覧会だ。
11/26/2008
10/10/2008
本物のグジェリ?
白地に藍の模様が美しいグジェリ焼き。表向きみな同じ感じだ。ところが、注意しないとグジェリの類似品をグジェリと思い込んで買ってしまうことになる。
特に、露店や地下道のキオスクで売られているグジェリ風陶器には気をつけたい。これらはたいていコピー品もしくは類似品である。本物は「ГЖЕЛЬ」という楕円型の印が入っている。また、「マステルスカヤ(工房)」デザイナーの名前が入っていることもある。
いずれにしてもコピー品と本物では、陶器の質もなんとなく違う。本物はどっしりとして藍色が比較的くっきりしている。
同様に、お土産品には本物と類似品の二種類があるといつも思っていた方がよい。手編みプラトーク(ショール)も、本物は指輪の中をくぐらせたとき、するっと通るという。
琥珀も水に浮けば本物だそうだが、こちらは真偽不明だ。
10/01/2008
モスクワの暖房
これがないとロシアの冬は越せない。Отопление(アタプレーニエ)という集中暖房だ。早い時期は9月の終わりには暖房が入る。
街なかにでーんとそびえるお湯工場から送られてくるお湯が、モスクワじゅうの世帯をめぐる暖房パイプを駆け巡り、部屋を暖めている。おかげで、都市生活する上でストーブやペチカはいらない。
アタプレーニエがある部屋は、トイレだろうと風呂だろうと自動的に暖まるが、部屋ごとに温度を調整できない。真冬なのに、家の中はTシャツで過ごせるというのは、そのためなのである。部屋の温度が25度くらいになり、しかも空気が乾燥するので、冬場の方が洗濯物の乾きがよい。一方で、加湿器が必要になることもある。
アタプレーニエは、一般に白いペンキで荒っぽく塗られている。私が住んでいた部屋のアタプレーニエは、かなり年代物だったせいか、ペンキがぽろぽろと剥げ、ときどきボコボコと変な音がした。夜中にパイプを伝って別の部屋のアタプレーニエの音が聞こえてくることもあり、ねずみの這いずり回るような音に目を覚ましたこともある。
しかし、お湯の供給が突然止まってしまうことを考えると、音がうるさいくらいはなんでもない。アパートによっては、共益費をアパート管理人が着服したために、お湯の供給が止まって、部屋の内部に霜ができた、などという話をよく聞いた。
ロシア人は、自分の居住する部屋のアタプレーニエに頻繁に触り、ちゃんと熱いお湯がきているかチェックするが、熱すぎても冷たすぎても、自分ではどうにもできない代物なのだ。
09/17/2008
アロマなヘアケア用品
「アガーフィヤおばあさんの処方箋」シリーズとして発売されている、スキンケア、ヘアケアシリーズ。パッケージもアロマテラピーやハーブセラピーのオーガニックな雰囲気を前面に押し出し、女性受けを狙う。
ロシアには、中国の漢方薬のような体系立った薬草学はないが、かわりにハーブを医療や病気予防に使うフィトセラピーが盛んである。普通の病院でさえ、処方してくれるレセプトの中に、オオバコだのローズヒップだのといった「ハーブ」が入っていたりする。薬局ではハーブも売っているので、処方に従って「煎じて」飲むわけだ。
当然、美容にもアロマやハーブセラピーが生かされている。最近は日欧米の化粧品が入手できるほどリッチになったロシア人だが、基本的にナチュラル志向が強いので、アロマやハーブセラピーは基本の手入れ法として今なお支持されている。
09/07/2008
ロシアのピアス
ピアスに目がない。ただし、耳以外につけようと思ったことはない。
ロシアのおばさんたちがつけているピアスは、概して大きなガーネットとおぼしき赤い石がぶら下がっている。しかもホールに固定する部分はがっちりしており、アクセサリーとしての繊細さはあまりない。
ロシアのおばさんたちが身につけているピアスを探すべく、あちこちのアクセサリー屋に行ってみたが、同じものは見かけなかった。宝飾屋の主人曰く、ソ連時代によく見かけたタイプで、旦那から贈られた物にちがないとのこと。
だからといって、今モスクワで売られているピアスが洗練されたかというと、そうでもない。
スタッド型のピアスも日本のものに比べると、ホールに通す部分が太い。留め金式タイプも、穴の形が変わるのではと思うほどごつい。しかも、日本で人気のホワイトゴールドはめったになく、だいたい金585(14金)である。プラチナは腰をぬかすほど高く、資源産出国とは思えない値段だ。
結局、私がモスクワで買ったピアスは、どれも引っ掛け式の14金にガーネットか小さいルビーがついているものばかりになった。一応、鑑定書はつけてくれる。いくつかのピアスは、はめているうちにピアスホールが痛くなり、結局日本でリフォームしてしまった。
07/03/2008
ノスタルジーあふれるソ連時代のおもちゃ
知り合いが「いらなくなったソ連時代の遺物」をネットオークションで売ったという。高く売れたので、価値があると思ったのか、いくつか記念にくれると言い出した。あまり欲しくはなかったが、とりあえずありがたく(?)いただいた。
もらったのはものは、まず人形。兵隊がメインの男の子向けだ。素朴というより味気なさを感じる。
すごろくゲームは日本と同じ遊び方だが、ソビエト連邦の時代は、「出世」よりも「国家への貢献」が人生のゴールとなっている点が特徴的だ。
おもちゃをくれた本人もどうやって遊んでいたのか忘れたという。女の子のおもちゃは手元に残っていないそうだが、あまりかわいくない人形などがあったという。
今の時代、ロシア人の子ども用玩具は日本とあまり変わらない。バービー人形やぬいぐるみ、レゴブロックやプラモデルなどが主流。ただし、日本のおもちゃの ように細分化されておらず、種類は少ないだろう。そしてある程度年齢がたてば、だいたいゲームに移行するのは日本と同じ。
そんな時代変化に呼応してか、最近ロシアでは昔のおもちゃを収集するコレクターが出現しているらしい。50年もたてば、これらのおもちゃもアンティークの仲間入り。今のうちにせっせとコレクションにしておこうという腹づもりなのかもしれない。
03/30/2008
ロシアの料理本
最近モスクワの本屋で売っている料理本は、写真入りできれいなものが増えた。90年代ごろまで出回っていたロシアの料理本といえば、主力は文字ばかりのレセプト集。
ときたまやる気のない盛り付け写真が口絵程度に載っているが、作り方などの過程は一切乗っていない。ピロシキの包み方や盛り付け方を知りたくても、文章でしか書かれていないので実際作るときには文章を解読しなければならない。
せっかくロシア料理にチャレンジしてみようと思っても、これではよくわからない。
本屋に足しげく通ったおかげで、発見したのがガリーナ・イヴァノヴナ・パスクレブィシェヴァのシリーズだ。1冊30ページ足らずできわめて廉価。しかもカラー版。シベリア料理やカザフ料理など地域別・素材別・パスハ料理といった年中行事別など、ロシア料理を全般的に網羅。しかも家庭で作りやすいようにアレンジしてある。シリーズのタイトルもずばり、「100のレセプト」。ただし、この本もすべての料理手順を事細かに「図解」しているわけではない。そこが少し残念なところだ。
このシリーズには、ガリーナ・イヴァノヴナのコメントと家庭で作るさいのアドバイスが載っていて参考になる。ちょっと小太りな彼女のことを、私は「ロシアの城戸崎愛」だと思っている。
Галина Ивановна Поскребышева “100 залот
ых рецептов”
02/11/2008
お店の袋
かつて、モスクワで買い物をするときは、「マイバック」を持参す るのがあたりまえであった。ソ連時代から人々は「アヴォーシカ」という網袋をいつも携帯し、なにやら行列をみつけたらとりあえず並ぶという習慣があったという。
私がモスクワ生活を始めた1997年では、西側系のスーパー以外、袋は1枚50カペイカくらいで買うのが普通だった。ちょっと丈夫なビニール袋をもらうと、それをぼろぼろになるまで使っていた。
ところが今は買わなくてもビニール袋に入れてくれるし、店によってオリジナルのビニールバックを作っている。エコロジーの対極を行くモスクワの現在。いったん便利なことに慣れると、昔のようにマイバッグを持ち歩くようになるには時間がかかるだろう。
02/10/2008
Made in Chinaのチェブラーシカ
日本でもポピュラーなチェブラーシカぬいぐるみ。姉妹品としてワニのゲーナもあるが、どちらもしっかり「Made in China」のタグがついている。試しに中国人にチェブラーシカを見せて、これを知っているかと聞けば、ほぼ100%は知らないと答える。
つまり、中国では「こういうデザインのぬいぐるみ」であるという認識で生産されているわけだ。
以前はロシア製のチェブラーシカもあったそうだ。しかし中国製に押されてほどなく姿を消した。一方、中国製チェブラーシカは限定バージョンを含め、刻々と進化して熱心なコレクターの購買意欲をそそっている。たとえば、トリノ冬季オリンピックのときは、ロシアナショナルチームのユニフォームを着た白いチェブラーシカ、通称「白チェブ」が大人気となり、昨年私は地下道のキオスクで、柔道着を着たしゃべる(普通のチェブラーシカはおなかを押すと唄う)チェブラーシカを衝動買いした。
みかんを持ったのとかバケツとスコップを持ったのなど、アニメの内容にちなんだ小道具を持つたくさんのバージョンがある。これを中国工場に作らせているのはいったい誰なのか。どこで作られてどういう流通経路でロシアに来ているのか。チェブラーシカぬいぐるみの謎は深まる。
06/26/2007
身分証明書入れ
IWC(インターナショナル・ウーマンズ・クラブ)で知り合ったデンマーク人女性から「パスポートは携帯しなくていいんじゃない? コピーで十分よ」といわれたときには仰天した。ロシアでは外出するときには必ずパスポート・ビザ・出入国カードの三点セットを携帯しなければならない。たぶん彼女は警察から職務質問を受けたことがないんだろうなと思い、人種(民族)差別の存在を再確認したのであった。
実はロシア本国人も身分証の携帯義務がある。それらは、おおむね国内パスポート、退役軍人証明、身体障害者証明、学生証などだ。モスクワに住民票がないロシア人も、ほとんど外国人旅行者のような扱いを受ける。ましてやモスクワに働きに来ている人は、同じロシア人でありながらモスクワのグリーンカードが必要だ。
これだけ住民登録や居住資格にうるさいモスクワだから、当然のようにヤミで書類を作る商売が成り立つ。
身分証明書一式のことを「ドキュメント」(現地風に発音すれば、ドクメンティ)と呼ぶ。ロシア語に不慣れなとき、何のことかわからず警察の職務質問を思いっきり無視してしまったこともあった。
あとから考えてこれは極めて危険な行為だった。なぜあのとき警察からしょっぴかれなかったか不思議だが、1997年当時はまだまだ職務質問が鷹揚だったのだろう。
さらに、貴重品だからといって肌身に直接つけていると、いざというとき取り出せず、路上でストリップするはめになる。冬場もコートの内ポケットに入れておくと、クロークで預けるときにうっかり忘れそうになる。身分証の常時携帯とは実に面倒くさい。
ちなみに街のキオスクで上のようなフォルダーを見つけた。だが実際このフォルダーを使っているロシア人を見たことはない。
06/08/2007
鉄道時刻表
今ではインターネットでも情報が入手できる鉄道時刻表。以前は、各鉄道駅に時刻表が売ってあった。私がモスクワにある鉄道駅のすべての時刻表を入手したのは1999年。ロシアの出版物にしては珍しく、「公称出版部数」が記載されていない。
日本と違って、路線も本数も単純なので「時刻表を読んで楽しむ」「乗り換えを駆使する」ということはできないが、モスクワ-キエフやモスクワ-ペテルブルグといった幹線鉄道の途中に、どんなローカル駅があるのか知ることができておもしろい。
ロシアを感じるのは、Пл.33кмやПл.170км(いずれも33kmプラットフォーム、170kmプラットフォーム、ぐらいの意味か)といったそっけない駅名だ。余白に載っている広告も、ダーチャ修理用具とかインテリアの広告など、旅行には直接関係ないものばかり。もっとも最近の時刻表は様変わりしていると思うが。
02/04/2007
12/13/2006
愛しの琺瑯グッズ
ロシア人家庭なら必ずあるホーローなべ。使い込んでかなり黒くなっているが、たいていの人は穴があくまで使い続ける。
なべのほか、ホーローのボールや水切りもある。
私もロシアでお手ごろ価格のホーローなべを購入。日本に持ち帰ってもまだ使っている。難点はもち手もホーローなこと。ヨーロッパのホーローなべは、もち手の部分を木にしたりして、なべつかみを使わなくてもすむようになっている。だが、こうした使い勝手の悪さも有る意味ロシア的でいいのかもしれない。
さらに調子に乗って買ったのがホーローの入れ物。見た目牛乳を入れるボトルに見える。だが密閉しないので、牛乳がすぐこぼれそうだ。私はキャベツの漬物を作るのに使っていた。今は米びつとして活躍中である。
10/16/2006
10/15/2006
10/05/2006
06/28/2006
しょぼい郵便受け
モスクワではたいていの人が集合住宅に住む。ということは、必然的に郵便受けも集合設置だ。ところがこの郵便受け、おそまつなことこの上ない。
まず、鍵がかからない。ポストの鍵だといって渡された鍵はまったく合わず使えない。よそのお宅も同じなのか、鍵を開け閉めしている様子はなく、パタパタと開閉して中をのぞいている。ひどいものは、常にブラーンと開けっ放し。噛み捨てたガムだの紙くずだのが押し込められ、ゴミ箱状態である。
奥行きも高さもないので、ちょっと分厚い郵便物が来ると郵便受けに入れてもらえず、そのへんにポイっと放置される。郵便配達人も責任感に乏しい。配るのが面倒くさいとアパートの管理人に郵便物の束を渡して退散。管理人もいいかげんなもんだから、手紙の束を適当な場所に放置。こんな具合だから郵便物がまともに届いたためしがない。
1997-99年では、遅いながらもわりとちゃんと届いていた。しかし2002-05年では3割を切る到着率。つまり、10通送ってもらった手紙のうち、7通はどこかへ行ってしまったわけだ。
新聞や雑誌を郵便講読するのはわりとポピュラーなのだが、たいていのロシア人は割高になっても私書箱あてにするか、玄関まで届けてもらう方式をとっている。その方が郵便物失踪より安くつくのだ。
知り合いのアパートでは、郵便受けがまるごと盗まれたという。あんなでかいもの、どうやって取り外し持っていったのか理解に苦しむ。
←この日は比較的整理整頓されていた。
関連記事:2005年9月3日
05/09/2006
01/14/2006
12/25/2005
ロシアの大学ノート
年末までにj部屋を片付けようとダンボールをひっくり返したら、モスクワで買ったノートが出てきた。以下、ノートに関する思い出話。
ロシアでは、日本でいうところの「大学ノート」は、変形A4版の方眼ノートである。100から120ページくらいの厚さ。以前は味もそっけもないぺらぺら表紙でわら半紙のような紙質だったし、罫線も自分でひかなければならないものもあったらしい。最近は表紙もかなり凝るようになってきたし、「数学」「ロシア語」「歴史」「化学」など用途に沿った科目別ノートも発売されるようになってきた。モスクワ大学売店では大学ロゴ入りノートが売られている。人気歌手や人気外車の写真の表紙や、セーラームーン系のマンガ表紙、はてはへんてこりんな東洋趣味のノートまで発売されはじめた。中身の単調さに反して、表紙だけはまさに百花繚乱。私はもっぱらいかにもロシア的な擬人化された猫や動物柄が好みだったが、なぜか「?」な東洋趣味ノートにもはまってしまった(写真右下のノート、なぜか迎春・明けましておめでとう、と書いてある)。
さて、ロシア人はこの方眼ノートに必ず「青いボールペン」で「びっしり」と文字を書く。私など一方眼一文字を書きたくなるのだが、彼らは筆記体で方眼など関係なくつらつらと書き連ねる。試験シーズンともなると、地下鉄の中はそういうノートをにらみつけている学生を多くみかける。覗き見したって、筆記体の解読など外国人には難行苦行。あまりのカリグラフィ(?)の美しさにほぉとため息をつくのみだ。
小・中学生用には日本の連絡帳にあたるдневник(ドゥネーヴニク)がある。時間割や宿題など書き込むようになっていて、かならず両親が子供の学習を評価しサインすることになっている。私も何冊か買い込んだが、ロシア語学習計画ノートにはならずじまいである。
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