06/19/2008

プリチューダ(Причуда)

Tort1_2愛するロシアのチョコ菓子。なかでもウエハースを層にしたタイプは大好き。普段は個包装のコンフェーティを愛食するが、たまには個包装を30個くらい並べたようなでっかい菓子も食べたい。こんな甘いもの党のために作られた(?)菓子がある。

「プリチューダ」は1855年、モスクワに作られた老舗菓子工場のボリシェヴィク(Большевик)から発売されているチョコレート菓子(厳密には、スポンジ生地が使用されている"ケクス"ではないケーキ、”トルト”である)。

菓子の名前「プリチューダ」は、辞書によると「気まぐれ/妙なクセ」などの訳があるが、癖になるほどおいしい、ということか?

最近はウエハースだけのプレーンタイプから、カカオ増量タイプやヘーゼルナッツをはさんだもの、キャラメル味や複数のナッツを入れたものなどが登場。増量タイプも発売され、中身も包装も進化している。Prichuda


 Tort2          

Tort3

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05/04/2008

蜂蜜ケーキ

甘いロシアのケーキの中で、私が一番好きなものは「蜂蜜ケーキ」である。蜂蜜がたっぷり入ったスポンジの間に、ナッツのクリームが挟まれており、さくさくとした感触もなかなかよい。

ロシア人は昔、砂糖を知らなかったため甘味の代表は蜂蜜であった。蜂蜜は客人をもてなすための飲み物や食べ物を作る材料であり、薬でもあった。ビールや地酒も蜂蜜を使っていたわけで、ロシア人と蜂蜜は切っても切れない深い関係がある。

Honey_cake1 Honey_cake2

写真の蜂蜜ケーキはナメトニカ通りにある「チェリョームシキ」菓子・パン工場のもの。縦横20センチくらいの正方形である。

菓子パンタイプの蜂蜜ケーキもある。

Honey_cake_package_1 Honey_cake_package_2

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04/11/2008

カルクノフ(A.Коркунов)チョコレート

ふだんはババエフスキー(Бабаевский)やロットフロント(Рот Фронт)を愛食しているが、人にお土産ということになるとそうはいかない。

以前、モスクワ老舗菓子本舗のひとつ、クラスヌィ・オクチャーブリのチョコレート詰め合わせを知り合いに送ったことがある。ところが、その知人はゴディバなどの高級チョコしか受け付けないらしく、ロシアのチョコは犬の糞のにおいがする、と言い放った。それ以来、他人に献上する菓子の土産はカルクノフ(正式名称は、創設者の名前、A.カルクノフである)のものと決めている。

それを見越してか、カルクノフも高所得者のロシア人、外国人向けに日々進化。味はもとより、パッケージ、包装、贈答品用としての見栄えなど、とてもロシアのものと思えない。箱の中にいきなりチョコが鎮座している商品とは雲泥の差である。最近は空港の免税店にも大きめの陳列コーナーがあり、ロシアチョコの意外なおいしさに人々をびっくりさせている。

ところで創設者アンドレイ・カルクノフ氏は、トレーダーから転身した起業家。先鋭的な経営感覚を持ち、わずか10数年で高級チョコ市場の3分の1近くのシェアを獲得した。モスクワの西郊外、アジンツェヴォに工場をつくり、「カルクノフ」ブランドとして経営の手腕を振るう。数少ないロシアの成功した「国産」製造業である。

ロシアチョコの昔懐かしい味も捨てがたいところだが、カルクノフの飛躍的進化にも目がはなせないのは事実。次なる開発商品を楽しみにしよう。

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12/24/2007

プチッツィェ・マラコー

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初めて「プチッツィェ・マラコー(Птичье молоко)」という菓子の名前を知ったのは、使っていたロシア語の教科書の中。登場人物が、菓子屋でこのケーキを注文するシーンだった。

直訳すると「鳥のミルク」。よくわからない。辞書にも載っているが、「絶対にありえないもののたとえ」としか記されていない。ロシア語の先生にどうしてこんな名前になったのか聞いてみた。するとこんな答えが。「鳥がミルクを出すというのは不可能でしょ。このケーキは絶対にありえないほどおいしい、という意味なんだよ」

なるほど。つくりはいたってシンプルで、クリームをはさんだスポンジが、チョコレートでコーティングされている。日本のケーキと違い、無造作に箱に入っているが、コーティング部分がしっかりしているので、持ち運ぶときにつぶれたり割れたりすることはあまりない。

写真上はオリジナル「プチッツィェ・マラコー」。個包装になったミニ版もある。

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Sweets2

ちなみに、ロシア語でторт(トルト)はデコレーションを施してあるケーキ、кeкс(ケクス)はカップケーキのような飾りがあまりないものを指す。

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12/17/2007

ヴァトルーシュカ

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Vatrushka4  ロシアは菓子パン天国でもある。日本ではお目にかかれない、素朴な感じのパンがあふれている。

中でも私のお気に入りは、ヴァトルーシュカ(Ватрушка)という菓子パン。丸いパン生地の真ん中に、クリームチーズとカスタードクリームのあいのこのようなクリームが入っている。

あんパンのように、どのくらい「餡」が入っているのか外から見えないパンと違い、ヴァトルーシュカはクリームの面積が外からわかる。よって、真ん中のクリーム部分が多いのを選ぶようにしていたが、キオスクではおばちゃんが手渡すので自由に選べないのがネックだった。

帰国してからはヴァトルーシュカ欠乏症になることしばしば。「ないものは作れ」というロシア的発想から、ついには自分でも作るようになったのだが、、「Сладкий сюрприз」という本をいいかげんにアレンジして作っている。

材料:ふるった小麦粉8カップ、マーガリン250g、砂糖1カップ、卵1個、ソーダ(ベーキングパウダー)少々、レモン汁または酢 小さじ1、卵黄2個分、クリームチーズ大さじ2、あんずジャムまたは木苺など果実のジャム

作り方:①マーガリンと砂糖を十分に混ぜ合わせる。②クリームチーズにソーダとレモン汁、卵黄を合わせ入れる。③卵、小麦粉、ソーダを①に入れて生地を作る。④厚さ0.5センチ、直径3-5センチの円に形作る。⑤中心部にくぼみをつけ、ジャムとクリームチーズを入れる。⑥焼く前に少し生地を膨らませ、ジャムで照りをつけてオーブンで焼く。

やっぱり現地で売っている本物を食べるのが一番だ。

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09/22/2007

ゼフィール

Russian_sweets 日本のマシュマロとは一味違う、ロシアのゼフィール(Зефир)。卵白をベースにりんごペーストなどが入っているので、少し酸味がある。

今までのゼフィールとは洗練度が格段にアップ。名前もシャルメールとかになり、少し高級感が出てきた。

http://www.udarnitsa.ru/

http://www.outdoor.ru/index.php?id=5050&sku=news37468847

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08/20/2007

プリャーニク

トゥーラという町の銘菓、「プリャーニク」。私の好きなロシア菓子のひとつだ。

蜂蜜入りパウンド生地のようなものを型に入れて焼き、生地の間にはジャムなどが挟んである。焼き模様や大きさはさまざまだが、店で売られているのは長さ20センチ、幅12-3センチくらいの長方形が多い。豪華なものは直径数十センチほどあり、文様も凝っている。

実は初めてこれを食べた時、品質がよくなかったのかすごくぼそぼそしていて印象が悪かった。2度目にロシア人の知り合いからもらったものは、生地もやわらかくジャムもおいしかったので悪印象は一変した。以来食べているが、型崩れしやすいため日本へのお土産にはいまひとつ不向きかもしれない。

Sweet1Sweet2 Plyanik

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11/15/2006

動物チョコ

Animal_chocolates

日本では動物の形をかたどったクッキーなどが比較的ポピュラーだが、モスクワでは左のような動物チョコを見かけた。

マーケットでは売っておらず、もっぱら入手先はルィーノック(市場)や駄菓子屋みたいなところ。キロ当たりいくらで売られていた。

ぱっと見、干支のようだが、ネコなどロシア人好みの動物が必ず入っているところが特徴か。

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02/18/2006

ロシアの甘いもの,その3

バレンタインデーも過ぎたことだし、調子に乗って私の好きな甘いもの記録を続ける。

velochka slon

khalva 左から;べーロチカ(Белочка)、スローン(Слон)、ハルヴァ(Халва)

包み菓子の楽しみは、中身だけでなくその包み紙にもある。個性豊かな包み紙をコレクションすることは、無上の喜びだ。たまに遭遇する「ハズレ」な味にもめげないのは、魅力あふれる包み紙のおかげだといってもいい。

さて、写真にあるものは全てチョコレートを使った菓子であるが、ロシア語でチョコレート(шоколад)というと、ふつう板チョコを指す。このような一粒大のものはコンフェーティ(конфеты)と呼ばれていて、チョコレートと区別されている。

チョココーティングの中身は、ウエハースであったりクリームであったり、はたまたゼリーやマシュマロであったりとバラエティに富む。それぞれおもしろいネーミングが与えられていて、私が出会った奇天烈ネーミングは「ハイかイイエか」「仮面」など。歴史のあるネーミングのものは「ミーシカ」(熊の代名詞)、「3頭の熊」などであろう。

上写真のハルヴァは、もともとトルコあたりのお菓子らしく、ゴマやナッツのペーストをベースにした、高滋養・高カロリーのお菓子。太るけどやめられない。

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02/13/2006

ロシアの甘いもの、その2

誕生日が過ぎた。モスクワにいたときは、周りの人が日本より盛大に誕生日を祝ってくれたりして、かなりありがた迷惑な感じがしていたが、逆に日本では誕生日が来たのも実感ないほど毎日がせわしない。sweets
誕生日といえばケーキ。でもいまどきのきれいなケーキはちょっと・・・。
私が好きなのはデコレーションケーキなどではなく、一口で食べれそうな小さな素朴な菓子。モスクワでよく買っていたのは写真にあるようなキノコ型クリームタルト、「カルトーシュカ」(意味:じゃがいも)という菓子、それとエクレアもどきのつめあわせだった。特に、「カルトーシュカ」はチョコ味でありながら、もちもちしたチーズケーキみたいな食感を持つ不思議な生菓子。甘すぎないのでパクパク食べてしまう。菓子メーカーによっても若干味やデコレーションが違うので、いくつか買って比べてみたこともある。しかし、最近は日本風の「見た目のいい」洋菓子が幅を利かしてきて、素朴なロシア菓子はスーパーなどでしか手に入らない。カフェが増えて、いわゆる「駄菓子屋」みたいなものがなくなってきているからだ。
sweets2 日本ではパティシエが工夫をこらした美しい洋菓子に出会うが、これらはどうも素朴さに欠け、こだわりすぎな感じがする。
ロシアっぽい菓子をださいと見るか、素朴と見るかは人それぞれだが、私はどうしてもあのだささが忘れられないのだ。(右:カルトーシュカ)

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01/27/2006

甘党宣言

寒いと甘いものが食べたくなる、甘いものを食べるともう少し食べたくなる・・・。ロシアライフと甘いものは切っても切れない。ロシア人も甘いものが大好きである。いい年こいたおじさんがうれしそうにアイスクリームをなめている姿や、こってりケーキを食べながら角砂糖を4個も入れた紅茶を飲むおばさんなど、国民総甘党といえるほど甘いもの好き。からい系の菓子はポテトチップスくらいしかない。若者は太るのが嫌で敬遠するが本当は甘味大好きだ。ロシア人は酒も好きだし甘いものも食べる。当然のごとく、糖尿病患者が多い(足に壊疽ができたなんて話をよく聞く)。

モスクワ市内にあるお菓子メーカーは、たいてい工場近くに直営店を持っていて、市場より安く製品を売っている。直営店に買いに来る人は(仲買などではない)、キロ単位でチョコやキャンディ、ビスケットなどを買う。その買いっぷりは目を疑うほどだ。udarnitsa

(右:マシュマロをチョコでコーティングした菓子で有名な、菓子メーカー「ウダルニッツァ」の直営ショップに並ぶ人々)

私の好きな菓子メーカーはРот Фронт(ロット・フロント)、Бабаевскй(ババエフスキー)、そしてビスケットがおいしいБольшевик(ボリシェヴィク)。いずれも歴史ある「モスクワ菓子本舗」である。もちろん、現在はロシアっぽくないケーキの店などたくさんできて、若い人はおしゃれな方へ流れているようだ。その甘いものの話については、まだ後日続きます。

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