動物
21.11.09
13.10.09
08.10.09
モスクワに暮らすペット
集合住宅で暮らしていても、ペットに関する規制が一切ないのがロシア流。そういうわけで、高層アパートであってもペットを飼っているお宅はけっこうあった。
イヌ・ネコはいうに及ばす、中にはワシントン条約で規制されているような動物まで。多くは郊外にある「プチッチィ・ルィーノク」(ペット市場)で買ってくる。拾ったり路上のおばさんから貰い受けたりする場合も多い。
私の近所に住んでいた日本人家庭でも、3世帯がネコ、2世帯がイヌを飼っていた。そのうち日本から連れてきた犬猫が4世帯。中でもイギリス赴任中に飼われたというコリー犬は、毛並みも美しく温和で愛想がよいので、近所のロシア人にも大人気。毎日散歩に出ると必ずロシア人から声をかけられていたという。
このコリー犬にはもっとすごいエピソードもある。飼い主が身分証明書を忘れて散歩に出てしまい、うっかり警官に職務質問をされてしまった。普通なら署に連行されて何時間か(当時は3時間だった。現在は72時間)拘束されるか、罰金(実は賄賂)となるところを、この犬の可愛さにめんじて放免となってしまったというのだ。ちなみにこのコリー犬、人間のひざの上に座りたがるという性格で、私も何度かやられた。愛嬌者なので、怒れない。やっぱり得な性格の犬である。
IWCで英語教室を主宰していた某イギリス大使館関係者のお宅では、小型のテリアが人気者。お年寄りだったのに(紳士イヌと呼ばれていた)、散歩に出ればロシア人から声をかけられる。尻尾のある外交官として有名な存在だった。
一方、日本からつれられた来た猫は、ロシアの検疫ですっかり人間嫌いとなってしまい、部外者が来ると雲隠れするものが多くいた。ロシアで飼われはじめた猫は非常に愛想よく、ゴロゴロとよく擦り寄ってきていたが、これも日本の検疫を受けるときに人間嫌いに変わってしまうのだろう。飼い主の都合とはいえ、気の毒である。
17.06.09
16.06.08
ドゥーロフ動物劇場(Театр Уголок дедушки Дурова)
動物が演技するサーカスは、ボリショイ・サーカスだけではない。モスクワで90年以上の歴史を誇るドゥーロフ動物サーカス劇場は、純粋に動物が演技の主役。ステージの大きさによって、出演する動物が変わる。
大ステージでは、熊、ゾウ、トラ、カバなど大型動物がメイン。幻想的な照明でストーリー性をもたせたり、ワイヤーを使って客席の上にも動物が移動するスケールの大きな演出が見ものだ。ネコやサルなどの小型動物も出てきて花を添える。
小ステージは、イヌ、ネコ、ヤマアラシ、カラスといった小動物が出演。こちらも芸達者がそ
ろっている。
また、劇場の歴史を伝える博物館や子どものためのミニ鉄道なども付設されていて、休みの日は家族連れでにぎわう。1日に2ステージくらいあるが、公演日が週3日程度なので、チケットはすぐに売り切れる。
ドゥーロフ動物劇場は、ロマノフ王朝期にヴラジーミルとアナトーリーというドゥーロフ兄弟によって1812年設立。ヴラジーミルは道化師で、風刺劇と動物を使った出し物を行っていた。1979年に、ドゥーロフ名称野獣劇場と改称したが、1992年に「モスクワ総合劇場”ドゥーロフおじさんの不思議の国”」となった。現在はナタリヤ・ドゥーロヴァが芸術監督。
Ул.Дурова, 4
www.ugolokdurova.ru
06.06.08
07.05.08
04.01.08
冬の動物園
モスクワ動物園は、年が明けると入場無料のサービスをやっていた。
特に行くところもなくヒマだった私は、動物園に行くのも楽しみのひとつだった。もちろん、
厳冬期なので多くの動物たちは獣舎に入って出てこない。一方、真冬だというのに元気な動物もいる。
その代表がアムールトラなど極寒の地域で生きる動物たち。昼間や暑い時期はほとんど寝ていて動かない彼らだが、真冬は昼間も活発に動き回る。
それから忘れてならないのが日本ザル。獣舎で飼われているとはいえ、日本の北限のサルよりはるかに寒いところで生活している。モスクワ動物
園では日本の丹頂ツルも飼育されていて、こちらも冬に見ると美しい。
冬の動物園は寒々としているが、動物たちの生態を観察するにはもってこいの季節なのであった。
03.07.07
17.04.07
モスクワの野良犬たち
モスクワは野良犬が多い。たいていは集団となって生活しているが、ときどき1匹でふらふらと地下鉄に乗ってきたりする。乗客らは「切符のいらない乗客」などと言ったりして、気に留めない人が多い。
一方、社会問題となっているのが、野犬による被害だ。犬にかまれる人は年々増加。郊外の地下鉄駅周辺で、野犬の集団が人を襲ったというニュースもよく聞いた。狂犬病汚染地域ではないため、あまり注目されていないようだが飼育放棄による野犬が増えすぎていることはたしかだ。狂犬病予防接種の義務は日本ほどうるさくなく、飼い主の意識も低い。当局による「野犬狩り」も行われているそうだが、効果は上がっていない。「お金持ち」ロシア人の増加で、飼い犬を必要以上の警戒心を持つ番犬に仕立て、通行人を襲わせるケースまであるという。
そんな野良犬の中で、「ロシア版忠犬ハチ公」と最近日本でも話題となったのが、メンデレーフスカヤ駅構内に住んでいた「マールチク」(男の子、という意味)という名の野良犬。すでに故犬(?)となり、レリーフのような銅像がゆかりの地下鉄駅に造られた。
どうひいき目に見ても、渋谷のハチ公の方が凛々しくてかわいい気がするが、彼のようなフレンドリーな野良犬が、殺伐としたモスクワ市民の気持ちを懐柔していたかと思うととてもうれしい。
←なぜかお賽銭が・・・。
より以前の記事一覧
- 地域ネコ・シロちゃんの思い出 2006.11.04
- モスクワ動物園 その3 ホッキョクグマ 2006.05.14
- モスクワ動物園 その2 アムールトラ 2006.05.11
- モスクワ動物園 その1 2006.05.10
- ネコ劇場 2006.04.15
- モスクワのカラス 2006.03.14
- ブルガーコフ記念館の猫 2005.10.18
- 愛しのモスクワの猫たち 2005.10.09
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