Posts categorized "マスメディア"

17.10.10

お天気おじさん

101004_actbook 当たらない割には熱心に見ていたテレビ番組はズバリ「天気予報」である。毎日見ていると、キャスターの個性が出て面白い。日本のように「気象予報士」を全面に出していないせいか、天気図を隠すように立ちふさがるセクシー衣装のお姉さんキャスターや、単に説明しているだけの棒読みアナウンサーなどいて、つい見てしまうのだった。

中でも一番のファンは、НТВ局の天気予報、「Прогноза погоды」に出演するアレクサンドル・ベリャーエフ氏。映画の解説のように天気を解説する。当たり外れは別として、どことなく説得力のある予報ぶりに、毎回見とれてしまうのだった。

ちなみにロシアの天気予報には、「降水確率」はなく、「気圧」や「湿度」などが付加されることもある。

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15.02.10

モスクワで視聴していた日本の放送

モスクワでも日本のテレビが視聴できる。

というのは、特別にチューナーとデコーダーを購入し、高い料金を支払っていたからだ。
いわゆる衛星放送のサービスで、Wow wowやスターテレビのように、セットになったチャンネルに日本の放送などをオプションでつけることができる。我が家が契約していたのはコスモス・テレビ。日本の放送は主にNHKの番組と若干の民放番組。夜型生活だったので、日本の朝7時のニュースをモスクワの夜中に観るのが習慣だった。ニュース放送中で問題なのは、スポーツニュースやステージなどの様子が権利の関係で音声のみしか出なくなること。もっとも、「紅白歌合戦」は別である。

国外でも日本のテレビが見られるのはよいことだが、我が家のチューナーは不良品だった。ときどき受像が固まってしまい、何度もリセットしなければならないというシロモノで、1度ならず製品を交換している。結局、NHKのニュース以外あまり日本の番組を観ることはなく、もっぱらロシアのテレビばかり観ていた。

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30.08.09

ロシア芸能人のスキャンダル

日本の芸能人が薬物で捕まってマスメディアは書き放題。ロシアではどうか。

ロシアもご他聞にもれず、ゴシップ記事満載、日本じゃ掲載不可となりそうな写真も当然のように載る。誰と誰が結婚して離婚しただの、外国に資産を隠しているだの、マフィアとの癒着や政治利用に至るまで、ガセネタも含めてかなり低俗。売れている芸能人に対するこっぴどい批判もかなりある。

そこで一般市民がこれらのゴシップをどのくらい気にしているのかというと、話題にはするが基本的に「他人は他人」という感覚だ。書かれている方もそう気にしていないのではないかと思われるくらい。

私がモスクワにいた頃のゴシップ対象は、もっぱらアーラ・プガチョワとフィリップ・キリコロフの夫婦関係で、タトゥーが出てきたのはもっと後の話。もっとも一般市民が好きなのはセクシュアル・スキャンダルなので、誰が薬物をやっていたなどはあまり問題にならない。

一般市民にとって、「アルカゴーリク」(アル中)、「ナルコーチク」(ヤク中)はごく普通の社会問題だから、巨額の富と名声を持った芸能人がそれらに走らないはずがない、と思っているようだ。要するに、芸能人は「遠い存在」で「何でもアリ」、マスメディアが書き立てるうちが華なのである。

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16.03.09

ロシア語で話しましょう

Govorim_porusski_text2002年以降は独学となったロシア語学習。利用していたのはもっぱらラジオとテレビで、一番よく聴いたのはFM放送の「モスクワのこだま(Эхо Москвы)」だ。

なかでも面白かったのは「ロシア語で話しましょう(Говорим по-Русски)」という番組。日本でもNHKなんかが流しているような正しい日本語を話しましょう、とか国語トリビアみたいな番組である。

ロシア人でも誤まった使い方をしている言葉や用法、まぎらわしい言葉の数々、そしてロシア語に入ってきた外来語や新語の由来や用法など、生活・時事ロシア語といった感じの番組だ。パーソナリティはマリーナ・カラリョーヴァとオリガ・セーヴェルスカヤの二人だが、私はマリーナ・カラリョーヴァの方しか聴いたことがない。今でも覚えているのは、番組のスポット。ワルツで、サビの部分に男声が「слова,слова,слова(言葉、言葉、言葉)」と繰り返すのがなぜか印象に残っている。

オンエア中はメモをとったりしていたが、のちに本屋でこの番組の内容をまとめた本があることを発見、すぐに買い求めた。1ページ1項目という簡潔さから、私のように飽きっぽい独習者にもとっつきやすい。ロシア語中級以上のリーダーとしてもお勧めである。

Govorim_porusski

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14.12.08

アキミッチとヴラジーミル・ヴラジーミロヴィッチ

ロシアのマスコミでも日本の新聞にあるような四コマ漫画っぽいものが浸透し始めた。
その中でも私が好きだったのは、フリーペーパー「大都会(Большой город)」に連載されていた漫画、「アキミッチとヴラジーミル・ヴィラジーミロヴィッチ」。

登場するのはアキミッチというルンペン風の一般市民と、ロシアの典型的おばあちゃんキャラであるバーブシュカ、そして誰もがすぐプーチンとわかる風貌のヴラジーミル・ヴィラジーミロヴィッチの三人。絵柄もへたうまっぽく、アネクドートのようなぴりりとした風刺はない。当初はアキミッチとバーブシュカだけで、V.ヴラジーミロヴィッチは出てこなかった。

話の内容はアホなアキミッチに賢いヴラジーミロヴィッチという真っ当路線に、バーブシュカの奇妙奇天烈な言動が絡む。これを見る限り、ロシアで本当にエライのは大統領じゃなくておばあちゃんだということがよくわかる。

しかし世は高齢化社会。ヴラジーミロヴィッチも院政に退き(これを退いたというべきか?)、タンデム社会となった。おばあちゃんももうボケているかもしれない。そこに、新しい登場人物、ドミトリー・アナトーリエヴィッチが加わったらどうなるか興味は尽きない。

Vadimir

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09.12.08

モスクワ抜け道研究

Routesモスクワの交通渋滞は尋常ではない。しかも妙な道交法のおかげで、事前に左折できるところなどを調べておく必要がある。私がモスクワにいたときは、GPRSが普及しつつあったがあまり実用的ではなく、ナビゲーションなどはなかった。

Map そこで車のドライバー諸氏の中で抜け道研究にはまる人もいて、お互い情報交換などをやっていた。「モスクワ・タイムズ」別冊の「GO!」にいかに早く渋滞を避けて目的地に到着するかを連載していたウラジーミル・タターリンツェフもその一人。
かなりなお役立ち情報で、よくお世話になった。

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28.11.08

10年前のMTV

10年前、ロシアのMTV番組は適度にださくて面白かった。
よく見ていた番組は「クリプサ!」と「カプリース」。前者は男女二人組みが司会をしており、ときどき音楽ニュースみたいな「ニュースブロック」という番組がはさまる。スポンサーはジーンズとペイジェル(ポケットベル)である。

後者はトゥッタ・ラールセン(Тутта Ларсен)がMCをやっていた。早口なロシア語、超ショートヘアで奇抜なファッションにすっかりはまってしまい毎日観ていた。彼女はたしかイヴァンシュキ・インターナショナルの「Нeба」という曲に参加して、音楽活動もしていたが、その後はタレント業の方がメインのようだ。2002年に再びモスクワで生活を始めたとき、MTVの番組の中で彼女の姿を見つけてうれしくなった。

当時はリクエストをポケットベル(ペイジェル)のメッセージで送る、というのが主流だったので、トゥッタも番組中、視聴者のメッセージをポケベルから読んでいた。結局、この番組を放送していたテレビ局は、プーチン政権下のメディア規制の中で閉鎖されてしまった。

Tutta2

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30.07.08

アフィーシャ(モスクワのイベント雑誌)

1997-99年当時、よく買っていたイベント案内雑誌は「Ваш досуг(あなたの余暇)」だった。B6サイズのモノクロ印刷で、映画情報やインタビューを含め、ぎっしりタウン情報が書かかれた週刊誌。当時はインターネットの告知やフリーペーパーも今ほど盛んではなかったので、口コミやミニコミ誌などが唯一の情報源だった。この雑誌のおかげで知ることができたクラブやサークルも数知れない。イベントがすでに終了していても、そのまま載っていたりしたが、当時としてはまったく気にならなかった。おおらかなものである。

一方、2000年を前にカラーのタウン情報誌「アフィーシャ(афиша)」が台頭し、今までの情報雑誌を追随させない洗練されたレイアウトとフルカラー・デザインに人気が集中。今もモスクワで、もっとも支持されているタウン情報誌のひとつだろう。

隔週発行だが、映画・演劇・スポーツはもちろん、オープンしたばかりの店やグルメ情報など、可処分所得が飛躍的に増えたモスクワっ子の消費欲をくすぐる情報が満載だ。インタビュー記事も最新トレンド人物からクラシックな人まで、バランスよく配置。広告ページでさえも前衛的で美しいものが多く、あらためてロシアのグラフィックデザイン能力の高さに驚かされる。今でも定期的に購読したくなる情報誌。

右:付録にムーミィ・トローリのマキシ・アルバムがついた「アフィーシャ」2008年6月16-29日号 

Afisha

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31.01.07

モスクワの「羅流」?!

ニフティでついに無料で動画が提供されることになったラテン圏の大河メロドラマ「ビクトリア~愛と復讐の嵐」。韓流、華流に続いて、次は羅流であろうか。

モスクワではラテンドラマはすでに不動の人気。PTP〈RTR) チャンネルなどが休日の夕方に放送していた。

メキシコかどこかのドラマだったと思うが、筋立ては大作り、役者もあまりうまいとはいえないのに、展開の速さとむちゃくちゃなどんでん返しについ見入ってしまう内容。ロシアのドラマのように血なまぐさくなく、犯罪シーンもなんとなく明るい。

恋愛関係も複雑そうで単純。わかりやすいので楽しめる。それが引き込まれる理由だろう。

知り合いの耳が遠いおばあちゃんは、いつも大音量でラテンドラマを見ていた。私も一緒に見たが、こちらは耳が悪くなりそうだった。

http://navi.nifty.com/nifmail/654517fb/ 
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25.11.06

忘れられないCMたち その1

「所変われば品変わる」の諺どおり、ロシアのコマーシャルも独特の感性(誇大広告?)にあふれている。今日は私の記憶(2002-05)に強く残っているいくつかをご紹介。

1.熊ビール・・・正式名「三頭の熊」。学芸会のような舞台の上に熊が数頭、はしごをもっ     て登場。一頭の熊がはしごを上ってビールをアピールすると、とたんに幕を引くくまが出て くる。いくつかのシリーズが放送された。

2.固形スープの素・・・マギーだったかクノールだったか忘れた。アパートの上層階の台所で夫婦がくだんの固形調味料を入れて料理をしている。すると路上を歩いていた通行人がにおいにつられてその階まで空を飛んでしまう。夫婦が台所の窓を閉めたので、通行人は地面に落下。

3.掃除機・・・たしかLGの掃除機だったと思う。豪邸に住む掃除中の奥さんがうっかり2階の踊り場から花瓶を落下させる。アレーっと思いきや、とっさに掃除機の吸い込み口を落ちていく花瓶に向けるとアラ不思議。吸い込み口に吸着した花瓶は、落ちることなく無事奥さんの手元に戻ったのだった。。。。                                           

4.生理用品・・・女がシャワーを浴びている。同居の(?)男が彼女のバスタオルを隠す。女、シャワー室から出てきてタオルを探す。しかし見当たらない。ふと目に留まった生理用ナプキン。彼女はこれで体中の水気をふき取り、涼しい顔で出てくる。あっけにとられる男。---->(改題)この生理用ナプキンの吸収力はこんなにスゴイ。

5.IKEA家具・・・「自分の手で作ろう!Своими руками!」という最大のキャッチコピーのもと、3~4シリーズがある。ノッポさんをロンパリにしたような男の人と「息子」風の男の子が、奇妙奇天烈な作品を作り上げる。

6.Компомос(コンポス)ソーセージ・・・娘・息子が母と夕食にソーセージを食べている。父が仕事から帰ってきて、息子とタッグを交わす。ところがその衝撃で、父ははねとばされて壁を打ち破る。

7.新聞「ガゼータ(Газета)」紙 ・・・会社の上司が新聞を持ってトイレに入る。ふと気づくとトイレットペーパーがない。上司、しばらく手にしている新聞とにらめっこ。場面変わって、上司が涼しい顔でデスクにつく。広げた新聞は上半分が破られている。何食わぬ顔で新聞を読む上司。コピー「Ни оторвать Ни оторваться..」が流れる。

8.家電量販店エルドラド(Эльдорадо)・・・CEO自ら、販売講習会で店員に檄を飛ばす。頭金(Первый взнос)0ルーブル、ローン利子0%、ローン機関10ヶ月、手数料0%。復唱させるCEO。ところが店員の一人がなぜ利子が0%なのか質問したのでCEOは頭をかかえる。

9.スポーツ用品・・・暗い倉庫の中で、男女4-5人がなにやら長細い金属のものをもって戦闘態勢の準備。装備が完了するとともに倉庫が開き、実はスキーウェアの準備だったことがわかる。男女が雪山を滑っていたあとに、Спорт Мастер(スポルト・マステル=Sport Master)のロゴ。

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