12/16/2007

モスクワの古本屋

モスクワでБукинистという表示があると、ついふらふらと立ち寄ってしまう私。どうやら古書店、または古書コーナーという意味があるらしい。英語的語感でBooknistみたいな感じで、必然的に「読書人」を連想されるこの言葉。インテリの溜まり場のような雰囲気がかもし出していた。

実際にはアンティーク店の一部が古書コーナーとなっているところもあった。いわゆる神保町の古書店というムードで、雑然と本が積まれている光景はなんだか郷愁をそそる。大判の美術本や革表紙の詩集など、インテリア小物にしたいような本もたくさんあり、古本屋は私にとってワンダーランドみたいな場所だった。

モスクワでよく行った古本コーナーは、目抜き通りトヴェルスカヤ通りにあるモスクヴァという本屋の地下。それから外国文学図書館のそばにあった小さな古書店と、地下鉄ツヴェトノイ・ブリヴァール駅近くにあったオリエンタル関係の本屋。収集家は別として、古本屋に集う人たちはどこか親しみやすかった。

ちなみに、ブック・オフのような「新古書店」という概念はまだないので、新刊が古書店に出回ることはめったにない。でもそのうち新古書という市場ができあがるかも?

Card2

http://www.bukinist23.ru/

http://www.bgshop.ru/content.aspx?type=2

http://biblionne.narod.ru/

参考:以下はmixiに載せた「記憶の中の古本屋」アドレス。

1.地下鉄ツヴェトノイ・ブリヴァール近くにある「オリエント関係書店」奥の古書コーナー。
2.外国文献図書館近くのクニージュナヤ・ラフカ。(地下鉄タガンスカヤから徒歩10分程度)
3.地下鉄クロポトキンスカヤ近くのサマー・ガーデン古書セール。
4.地下鉄パルク・クリトゥーリのゴーリキー公園と反対側出口近くの小さな古本屋。

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07/02/2006

郵便グッズサロン

日本ではすでに時代遅れとなってしまったような感のある「切手収集」(コインや紙幣も同様)。しかし、ロシアでいまなお趣味の王道である。あのマリア・シャラポワの趣味も、切手収集ということではないか。動物切手収集をやっている私としてはうれしい限り。

切手を集めることは、ミニチュア美術品を集めることと同じだ。台湾でも一時、切手収集は形を変えた蓄財だと言われていた。かくゆう私も北朝鮮の切手をロシアで仕入れて、日本の知り合いに高値で売った。

さて、ロシア人が集めるのは切手だけではない。封筒も収集の対象。クリスマスや復活祭、国の記念行事にはそれにちなんだ絵柄がついた封筒が発売される。テーマ別や企業の広告付きのまで実に様々。

中央郵便局にある切手販売コーナーには、「切手鑑定士」なるヒゲのおじさんが出勤し、もちこまれる切手の「鑑定」をやっている。また、ルジニキースタジアムでは、月1回だっただろうか、切手コレクターの大交換会みたいなものが行われている。タガンスカヤ駅近くのサドーバヤ通りにでも、年配男性コレクターが路上で品定め会を行っている。

切手や封筒、各種グリーティングカードは、中央郵便局のほか、下記の「郵便グッズサロン」で品揃えが豊富だ。「レターセット」なるものは存在しないロシアだが、その他の郵便グStamps ッズにかけては、外国企業の参入もあって非常にバラエティ豊かになってきた。

Издательско-торговый центр "Марка"

Проспект Мира д.118   最寄地下鉄、Алексеевская

Ленинский проспект д.64/2  地下鉄Университетから119番バス、Молодежная ул.下車Envelop0033 (--->コメントによると、この店はどうやら閉鎖になったらしい)

郵便グッズショップの最新情報は、www.marka-art.ru で確認を。

切手はばら売り、シート売り、スタンプの有無で微妙に値段が違う。確認して購入のこと。注目すべきは、発展途上国といわれる国々の威信をかけた美しい切手作り。切手で外貨を稼ごうという気迫に満ちている。

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06/27/2006

New Ageな店

元来、神秘的なものが大好きなロシア人。オリエンタルグッズ、オカルトグッズは相変わらずの大人気。若者が多くやってくるオリエンタルな店は、モスクワ内に数箇所あって、隠れ家的な雰囲気を持っている。

私がよく行ったのは”Путь к себе”、「自己への道」という名前の店。日本でいうならニューエイジ思想の店、という位置づけになろうか。タオイズム(道教)やサイババの本はもちろん、鍼灸テキストや魔術入門などあらゆる神秘思想の書籍が揃えられ、お香やストーン類、有機栽培食材やオリエンタル食材、薬草茶や健康食品なども充実の品揃え。さらにヒーリング・ミュージックを聴きながら手相を見てもらったり、マッサージや瞑想などもできる喫茶コーナーがある。ほぼ毎日、東洋思想関係のレクチャーも開かれている。

掲示板にはヨガ、太極拳、チャネリングなどなど、さまざまなサークル広告が。「自分探し」を東洋思想に求めるブームは当分続きそうだ。

Путь к себе (プーチ・ク・セビェー:自己への道)

Ленинградский проспект дом 10А  (495) 746-5347

最寄地下鉄:Белорусская

Ул.Новокузнецкая д.6  Tel: (495)951-9129

最寄地下鉄:Новокузнецкая   www.inwardpath.ruPuti_k_sebe0144

Третий глаз  (トゥリーチィ・グラース:第三の眼)

Нижкий Таганский тупик д.11 стр.2 подьезд. 1

最寄地下鉄:Таганская 

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09/16/2005

モスクワの大豆卸売り

一昨年から、自家製豆乳を作って飲んでいる。もちろんモスクワにいるときも豆乳製造機持参で自家生産していた。自家消費できないくらいのおからができるので、近所の日本人に押し付けてありがたがられて(?)いたが。

で、原料の大豆なんだけど、最初は自分で日本から持ってきたりしてた。だが、けっこう消費スピードが速く、現地調達が必要となった。もともと在モスクワ韓国人が豆腐を作っていたので、どっかに大豆はあるはずだと探した結果、華人街に中国産の大豆があるのを発見。もっぱらそこで買うようになった。1キロ一袋で160円くらい。日本のより安いが、籾やゴミのようなものも混じっていて洗うときに気を使う。吸水しない豆もあり、製品の質がそろっている日本製とはあきらかに格落ち。でも気にせず使う。

ロシアの大豆もある。見つけたのが「インテル・ソーヤ」という大豆製品卸売りの店。大豆はもちろん、カテージチーズ風豆腐、乾燥大豆、豆乳ヨーグルト、大豆蛋白から作ったなんちゃって肉食品(フライするとひとくちカツ風になるというものなど)、豆乳から作ったマヨネーズやパンに塗るスプレッドなんかもある。健康食品の店と謳っており、昆布やベリー類からとったドリンク、ハーブとかもあったりして、顧客はたいてい年配者だった。

私が通っていたのはもっぱら小売店舗の方だが、ホームページによると卸専門の店舗もあるらしい。モスクワ市内のスーパーやニューエイジの店にあった大豆由来製品はここの製造だと書いてあったので、かなり大手に成長したようだ。

ちなみに日本の大豆が一番丸く、中国の大豆は小粒でやや楕円、ロシアの大豆は楕円で真ん中に黒いスジが入っている。

写真:インテル・ソーヤの入り口

http://www.soyka.ru/inter_soya Golden_soybeans0032

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